大分銀行がAI議事録サービス「Geasy」を導入し工数削減に成功
アンドドット株式会社が提供するAI議事録サービス「Geasy」が大分銀行に導入され、驚くべき成果を上げています。導入後、月間80時間以上の工数削減が実現し、会議の質向上と新しい文化の定着にも寄与しています。
Geasyの魅力
Geasyは、「価値ある発言を会社の資産に」というコンセプトのもと、高精度の音声認識技術とAIを活用し、会議の内容をリアルタイムで文字起こしします。このサービスは、非常に高い精度で発言をテキスト化し、議事録作成の工数を大幅に削減することを目的としています。さらに、AIが自動的に会議内容の要約を生成する機能もあり、業務の効率化を図ります。
大分銀行の導入理由
大分銀行では、経営会議や融資会議など重要な場において「議事録作成が必須」というルールが存在し、役職者がその作成に多くの時間を費やしていました。この状況は、彼らが本来行うべき業務に悪影響を及ぼし、長期的な生産性向上の妨げとなっていました。
そこで、Geasyの導入が決定されました。導入理由としては、ビジネスレベルでの音声認識精度の高さと、費用対効果の良さが挙げられます。トライアルを通じてその精度が確認された結果、他社製品よりも優れたパフォーマンスを発揮することが分かりました。
定量的、定性的な成果
導入後は、月間で80時間以上の工数が削減される見込みです。一件あたりの議事録作成のための時間が平均2時間程度減少し、その結果として本部で30〜40件の議事録が作成される中で、この大幅な工数削減が実現しました。
また、定性的な成果として「会議の質向上」や「新しい会議文化の創出」が挙げられます。議事録作成の負担が軽減されたことで、会議参加者が発言や意思決定に集中できるようになりました。これにより、軽いMTGでも記録を残すことが容易になり、「記録と次回のタスク洗い出し」という新たな習慣が組織文化に定着しています。
利用者の声
利用者からは、Geasyに対する高い満足度が寄せられており、今後の活用に向けた意欲も見られます。特に、「同業他社にも強く進めたい」という意見が多く、「操作は直感的で分かりやすく、習得に苦労しなかった」との声もありました。セキュリティ面でも丁寧に対応してもらえたことで安心感も得られています。
未来への期待
大分銀行のIT統括部担当者は、「Geasyの導入で大きな効果を実感しており、更なる業務効率化に期待している」と話します。特に、今後は文字起こし画面の編集性向上や会議資料をGeasyと連携する機能が求められています。また、スマホアプリ対応が実現すれば、利用場面は一層広がることでしょう。
今後もアンドドットは、金融機関特有の業務プロセスやセキュリティ要件に対応したソリューションを提供し、あらゆる企業のDX推進を支援し続けます。
企業情報
アンドドット株式会社
- - 本社所在地: 東京都渋谷区道玄坂1-16-6 二葉ビル(GUILD) 2F-O1
- - 事業内容: 生成AIを活用したソリューション事業
- - URL: アンドドット公式ウェブサイト
株式会社大分銀行