静岡の義援金贈呈式
2025-10-09 14:43:52

台風15号被害に立ち向かう、静岡の共同組合の活動と義援金の贈呈式

静岡県では9月5日に台風15号の影響で多くの人々が災害に見舞われました。突風や竜巻、浸水などによる被害が県内で広がり、10市町に災害救助法が適用されました。この台風の影響で2,215件の住居や建物が損壊し、残念ながら83人の重軽症者と1人の死者が発生しました。こうした状況を受け、静岡県は速やかに支援を求める義援金の募集を開始しました。

生活協同組合パルシステム静岡は、地域密着型の組織としてこの呼びかけに応じ、10月8日に静岡県庁で義援金贈呈式を開催しました。贈呈式では、パルシステム静岡の理事長である細谷里子氏が、50万円の義援金目録を静岡県の青山秀徳健康福祉部長に手渡しました。細谷理事長は、役職員から寄せられた寄付金を加算した額をお届けし、1日も早い復興に向けての支援を切に願う意向を伝えました。

青山部長も、「この義援金をいち早く被災者に届けるように努める」と力強く述べ、意義深い言葉が重なりました。また、贈呈式には他にも米山紀子健康福祉部 福祉長寿局長、パルシステム静岡の志村宏司専務理事、田口圭子常任理事といった重要なメンバーが立ち会い、県とのさらなる連携に向けた意見交換も行われました。

静岡県民にとって、生活協同組合は地域に欠かせない存在です。パルシステム静岡は、地域が抱える困難に立ち向かうべく協力する姿勢を常に忘れず、特に非常時にはその役割が一層重要になります。2025年には国連が「国際協同組合年」と定めていますが、この年を迎えるにあたっても、静岡県の生活協同組合は、地域からの支援を基盤に、誰もが安心して暮らせる環境作りを目指して前進しています。

生活協同組合パルシステム静岡は、静岡県富士市大淵に本部を構え、組合員数は4.4万人、総事業高は56.2億円に達します。これからも地域に根差した活動を続け、多様な人々と手を取り合いながら共に支え合う社会の実現に向けて邁進していくことでしょう。私たちもまた、こうした支援の取り組みに目を向け、共に手を携えて地域の復興や発展を応援していく必要があります。支援の手が必要な時、私たち一人一人ができることを考える良い機会かもしれません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 義援金 台風15号 パルシステム静岡

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。