MUSVIが発表したテレプレゼンスシステム「窓」の新モデル
MUSVI株式会社(東京・品川)が、テレプレゼンスシステム「窓」の新型モデル「Type C」と「Type X」を12月9日から受注開始と発表しました。「窓」シリーズはこれまでの「Type S」と「Type L」に加わり、合計4つのモデルが揃うこととなりました。これにより、遠隔コミュニケーションの利便性が一層向上し、さまざまな利用シーンに対応できる環境が整います。
新モデルの特徴
新しい「窓」モデルは、特に柔軟な設置方法が評価されています。狭い空間や限られたスペースでも活用できるように、各モデルは環境に応じた設置が可能です。
Type C(コンパクト型)
- - 32インチディスプレイのコンパクトな設計は、省スペースを実現。
- - 卓上や棚に設置できるため、狭い場所に最適です。
- - 小型でありながらも、豊かな臨場感と気配を感じられます。
Type X(ボックス型)
- - 必要な機材をモジュール化して、高い柔軟性を持つ構造を採用。
- - ディスプレイサイズは問わず活用可能で、特に大規模会議や多人数参加の場に適しています。
- - 既存のディスプレイを利用して「窓」に変えることができ、コストパフォーマンスも向上します。
「窓」拡大の背景
「窓」はソニーグループでの20年以上に及ぶ技術開発を基に、遠隔コミュニケーションのためのシステムとして進化してきました。現在、建設、医療、小売、金融などの幅広い産業に導入され、特に建設業界においては、業務の複雑性や広域化によって常にメンバーが集まることが難しくなっています。こうした現場でのコミュニケーションの課題解決に貢献すべく、「窓」はますます重要な存在となっています。
利用シーンの拡大
「窓」は様々な業種でのコミュニケーション課題を解決するソリューションとして期待されています。例えば、工事現場でのリモート会議や医療機関における患者とのコミュニケーションなど、多岐に渡る用途での活用が進んでいます。特に、2025年12月10日から12日に東京ビッグサイトで開催の「建設DX展」では、今回の新モデルの初出展が予定されており、実機を使ったデモも行われます。
おすすめのイベント
-
会期: 2025年12月10日(水)〜12日(金)
-
会場: 東京ビッグサイト
-
ブース番号: 43-18(南展示棟1F)
-
セミナー: 12月10日(水)10:30~11:15に鹿島建設との共同セミナーを実施。
- 本展では新モデル「Type C」および「Type X」ほか、さまざまな導入事例も紹介します。
テレプレゼンスシステム「窓」は、今後も空間や距離の制約を超えてコミュニケーションの新しい形を提供していくことが期待されます。業界を代表するソリューションとして、「窓」がどのように進化し、どのようにシーンを変えていくのか、その動きには要注目です。