保育士の未来はここに!ウェアラブルカメラで目線を共有する新プロジェクト
株式会社明日香が運営している「子ねくとラボ」が、新たな保育現場改革の一環として、ウェアラブルカメラを利用した保育士間の目線の共有プロジェクトを発表しました。このプロジェクトでは、保育士が実際にどのように働いているのかを動画で記録し、双方にフィードバックを行いながら保育の質を向上させることを目指しています。
現役保育士の高い関心
調査では、現役保育士110名を対象に行った意識調査から、驚くべき結果が分かりました。約75.5%の保育士が、保育活動の振り返りや研修で動画を利用した経験があると回答しました。特に、91.9%が他の保育士の目線や声かけの仕方に興味を持っているという結果が出ています。
トラブル対応や声かけ技術への興味
調査の中で、他の保育士から学びたいこととして最も多かったのは「トラブル場面での対応方法」で60.4%が、次に「声かけ・関わり方のテクニック」が52.5%でした。これは、保育士たちが日々直面する課題に対して具体的に学びを求めていることを示しています。
目線を動画化する意義
このプロジェクトの大きな利点は、保育士目線を動画化することでです。他の良い実践方法を学ぶことができるほか、園全体の保育の質向上が期待できると、保育士たちは考えています。約49.1%が「他の保育士の良い実践方法を学べる」と回答し、さらに44.5%が「自分の保育と比較し、客観的に振り返ることができる」と期待を寄せています。
目線を知ることで得られる成長
また、約6割が「リーダーの保育士」の目線を見たいと回答しており、経験豊富な保育士の技術や対応を共有することで、自身の成長に繋がると感じています。これは、保育士同士の密接なコミュニケーションと、情報共有の重要性が高まっていることを示します。
導入に求める環境整備
動画活用を導入するための課題も多い中、40.9%が「撮影しやすい業務スケジュールの調整」を求めています。また、安全な保管や個人情報の取り扱いも課題として上がっています。
結論と今後の展開
この調査は、保育現場における動画活用の高い関心と期待をはっきりとで示しています。今後、このプロジェクトがどのように進化し、実際に保育士たちの技術を向上させるかに注目が集まります。
「子ねくとラボ」は、「子ども+Nursery(保育)+Education(教育)+Entertainment(エンターテインメント)+Creation(創造)+Trend(トレンド)」の要素から構成され、保育研究プロジェクトとして様々な情報を発信しております。今後も、このような取り組みが保育の質向上に繋がることを期待しています。
お問い合わせ
「まなざしプロジェクト」に興味のある保育施設は、子ねくとラボまでご連絡ください。新しい時代の保育を一緒に創り上げていきましょう。