舞台『WAR BRIDE』のご紹介
2025年の夏、戦後80年という節目に、舞台『WAR BRIDE-アメリカと日本の架け橋桂子・ハーン-』がよみうり大手町ホールにて上演される。この舞台は、激動の時代を生きた実在の女性、桂子・ハーンの感動的な人生を描くものである。
公演概要
実施期間
- - 日程: 2025年8月5日 (火) ~ 2025年8月27日 (水)
- - 会場: よみうり大手町ホール
- - チケット販売: 現在、カンフェティにて好評発売中。
ストーリー
この物語の主人公、桂子・ハーンは94歳の日本人女性。彼女は1951年、20歳でアメリカ兵と結婚し、海を渡ることになった。時代背景としては、戦後復興の真っ只中であり、日米の間には未だに厳しい壁が存在した。桂子が「戦争花嫁」として歩み始める中で、彼女は人種差別や偏見に立ち向かわなければならなかった。しかし、その中で彼女が見出した愛と希望が、物語の核となる。
「私は日本を誇りに思える女性になりたい。そして、アメリカにも誇れるような存在でありたい」という桂子の想いは、彼女の人生の指針だった。舞台を通じて、その真実の愛の物語を観客に伝え、共感を呼ぶことを目指している。
キャストとスタッフ
舞台に出演するのは、今をときめく奈緒とウエンツ瑛士。奈緒は桂子を演じ、ウエンツは彼女のアメリカ人の夫、フランク役を務める。彼らの演技に期待が寄せられる。
2人は、一緒に桂子の人生を紐解く旅に出る。特に奈緒は、桂子本人との対面を果たし、彼女の人生観や経験を直接聞くことで、役に臨む想いが一層深まったと語っている。ウエンツもイギリス留学を経て、その技術を駆使し、キャラクターへの理解を深めながら役に挑む。
スタッフ
- - 脚本: 古川健(劇団チョコレートケーキ)
- - 演出: 日澤雄介(劇団チョコレートケーキ)
- - 原案: ドキュメンタリー映画『War Bride 91歳の戦争花嫁』
期待される演出
日澤雄介と古川健による演出は、戦後の日本とアメリカという二つの国の間にある感情を巧みに表現し、真実の愛がどのように生まれ、育まれたのかを描き出す。二人はこの作品を通じて、観客に新たな視点を提供し、歴史の重みを感じさせることを目指している。
チケット情報
全席指定のチケットは、カンフェティでの先着限定販売で、通常11,000円のところ、特別価格の10,000円(税込)で購入可能。購入方法や特典については、カンフェティの公式サイトでチェックできる。
公式サイト
この舞台は、ただの物語ではなく、過去の出来事を通じて現代に生きる私たちへのメッセージでもある。ぜひ足を運び、桂子の生き様を感じてみてほしい。