日本金属、次世代素材を提案する『第12回メタルジャパン高機能金属展』に出展
2025年5月14日から16日にかけて、大阪のインテックス大阪で開催される『第12回メタルジャパン高機能金属展』において、日本金属株式会社が出展します。出展内容には、最新の高機能マグネシウム合金圧延材やステンレス鋼帯、さらには極薄電磁鋼帯などが含まれ、多様な用途を意識した製品群がそろいます。
出展製品の概要
日本金属は、一般社団法人 日本マグネシウム協会及び一般社団法人 特殊鋼倶楽部のブースにそれぞれ出展し、業界の最先端技術を紹介します。特に注目されるのは、圧延技術によって開発されたマグネシウム合金や超薄型のステンレス鋼帯です。
1.
マグネシウム合金
- 室温成形性と高い熱伝導率を持つZA系新マグネシウム合金圧延材
- 次世代電池として期待されるマグネシウム合金二次電池向けの銅添加合金
- 炭素繊維強化プラスチック(CFRP)を統合したMulti & Hybrid Material
2.
ステンレス鋼帯
- 板厚0.1mm未満の高精度・広幅のステンレス箔
- デザイン性に優れた黒色やマット調の表面仕上げ
3.
加工品製品
- 高品質かつ低コストのステンレスパイプ「ファインパイプ」
- 様々な断面形状が可能な「ファイン・プロファイル」
4.
極薄電磁鋼帯
- モーターの小型化ニーズに応える極薄無方向性電磁鋼帯「STseries」
これらの素材は、ECシステムの最適化やエネルギー効率の向上を目指しています。特に、環境に対する配慮を常に意識しており、これらの製品群は「エコプロダクト」として環境負荷の低減に貢献することが期待されています。
展示会の詳細情報
『第12回メタルジャパン高機能金属展』は、金属材料の製造および加工技術に関する最新情報が集まる重要な展示です。会場は、インテックス大阪の2号館で、入場料は無料ですが、事前登録が必要です。参加希望者は、
こちらのリンクから登録を行ってください。
- - 会場住所: 大阪市住之江区南港北1-5-102
- - アクセス: 大阪(梅田)駅から直通バスで約35分
持続可能な未来への貢献
日本金属は、2050年までにCO₂排出量をNet Zeroにすることを目標に掲げており、企業の活動全体を通じてカーボンニュートラルの実現に貢献することを重視しています。そこで、新たに設立した「プロダクションプロセス・サポート部」では、試作・サンプル・委託加工の受注を行うことで、顧客との新たな共創を目指しています。詳しい情報は、
こちらのホームページでご確認ください。
高機能金属展は、業界の最前線が凝縮された注目のイベントです。日本金属のブースに足を運び、未来の素材技術を体感してみてはいかがでしょうか。