AIと知財問題
2025-03-11 13:33:16

AI・ディープフェイク時代の知財問題セミナーを早稲田大学教授が解説

セミナー概要



2025年4月24日(木)、早稲田大学法学学術院の上野達弘教授によるセミナーが開催されます。本セミナーのテーマは「AI・ディープフェイク時代の知財問題」です。急成長を遂げるAI技術によって、特に肖像や声の利用に関わる法的課題が浮き彫りになっています。

セミナーの詳細


  • - 日時: 2025年4月24日(木) 午前10時~12時
  • - 講師: 上野達弘教授(早稲田大学法学学術院)
  • - 受講方法:
- 会場受講: SSK セミナールーム(東京都港区)
- ライブ配信: Zoomウェビナー
- アーカイブ配信: 2週間、自由に視聴可能

このセミナーでは、生成AI技術の影響により生じる肖像権や声の権利に関する様々な問題が議論されます。特に、著名人の肖像を使用したディープフェイク動画や、歌手・声優の声を無断で利用した「AIカバー」動画など、今時の法律問題を深堀する内容です。

知財における法的課題


生成AIの発展に伴い、肖像や声の利用に関する法的課題は非常に多岐にわたります。日本においては、これまで隣接権制度やパブリシティ権が存在しますが、具体的にどのようなケースにおいて許諾が必要なのかは、未だ明確ではありません。特に、過去の判例や新たな法律演変に基づく課題の整理が求められています。

海外の動向



中国では、新民法典により肖像等の保護が強化され、韓国においても不競法改正を通じて氏名や肖像が保護されています。また、米国では著作権局が連邦法におけるパブリシティ権の創設を提案しており、各国の法制度がAI技術に応じて進化していることが伺えます。

本講義の内容


1. はじめに
- 生成AI技術の功罪
- ディープフェイク問題
- AIカバー問題
2. 著作権法における隣接権制度
- 「実演」と「実演家」について
- 実演家の権利範囲
3. パブリシティ権
- 最高裁判決(ピンク・レディー事件)
- 声も保護対象か?
- パブリシティ権の範囲
4. 諸外国の立法例
5. 将来展望
- 解釈論と立法論
6. 質疑応答/名刺交換

このセミナーを通じて、AI・ディープフェイク時代における知財問題の現状とその今後について理解を深める貴重な機会となることでしょう。皆様のご参加をお待ちしております。

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このセミナーに関するお問い合わせは、新社会システム総合研究所までお願いいたします。

  • - 所在地: 東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
  • - Email: info@ssk21.co.jp
  • - TEL: 03-5532-8850
  • - URL: SSK公式サイト

新社会システム総合研究所(SSK)は、法人向けにビジネスセミナーを提供し、経営戦略情報やマーケティング情報をスピーディーにお届けしています。


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