体育・保健体育の教育課程を考える
令和7年12月5日(金)、文部科学省にて「教育課程部会 体育・保健体育、健康、安全ワーキンググループ」(第4回)が開催されました。この会議では、体育と保健体育の教育課程についての議論がなされ、今後の教育方針を探る重要な機会となりました。
開催日時と場所
会議はウェブ会議と対面形式のハイブリッド方式で実施されました。予定時間は10時から最大2時間半、参加者たちはそれぞれの意見を持ち寄り、熱心な討議が行われました。
議題の重要性
今回の主な議題は、体育・保健体育の系統性と教育の目標についてです。これにより、教育現場における体育科や保健体育科の位置づけや、教育課程全般の見直しについて意見を共有し、具体的な改善策が模索されました。
体育・保健体育の系統性
体育や保健体育は、ただ体を動かすだけでなく、心身の健康を育む重要な役割を持っています。教育課程における系統性を明確にすることで、学生がどのように体育や保健体育の知識を体系的に身につけられるかを議論しました。これにより、より効果的な指導方法や教材のあり方について、多様な視点から提案がされました。
目標の設定
また、体育科・保健体育科の「目標」に関する資料も配布され、各委員が自らの視点で意見を述べました。ここでは、学生に求められる身体的能力だけでなく、健康を維持するための知識や態度も重視されるべきとされており、より包括的な教育への方向性が示されました。
提供された資料
会議中には以下の資料が配付され、議論の参考にされました。これらの資料は今後の教育課程において、具体的な指針として活用されることが期待されています。
- - 【議事次第】体育・保健体育、健康、安全ワーキンググループ(第4回)
- - 【資料1-1】 吉田伊津美委員資料
- - 【資料1-2】 日野克博委員資料
- - 【資料1-3】 森良一委員資料
- - 【資料2】 体育科・保健体育科の「目標」等について
- - 【参考資料1】 体育・保健体育、健康、安全ワーキンググループにおける検討事項等(参考資料)
- - 【参考資料2】 体育・保健体育等を学ぶ意義・価値等について
お問い合わせ先
会議に関する詳細や資料についての問い合わせは、スポーツ庁政策課企画調整室にて受け付けています。また、PDF形式のファイルを閲覧するためには、Adobe Acrobat Readerが必要ですので、ご用意ください。
今後も体育・保健体育の教育課程については、引き続き関心を持って注目していきたいと思います。今回のワーキンググループが、より良い教育環境を構築するための第一歩となることを願っています。