デジタル化を進める京都左京区役所とMIRAI TOUCH Bizの実績

京都市左京区役所とMIRAI TOUCH Bizの連携

京都市左京区役所は、災害時の情報共有や地域イベントでの利用を目的に、デジタルホワイトボード『MIRAI TOUCH Biz』を導入しました。この取り組みは、さつき株式会社と日本HPとの協定に基づき、災害時のデジタル化を推進するものです。2025年3月25日から始まった実証実験で、約半年が経過した現在、どのような効果が生まれているのかを紹介します。

導入の背景と課題

左京区は、南北に長い行政区で、市街地と北部山間部に位置する出張所はアクセスが難しいという特性があります。災害時には、現地の状況を迅速に把握し、正確な情報共有が求められるため、デジタルツールによる支援が期待されていました。特に、区役所と出張所間でのタイムリーな情報伝達が課題となっていました。

MIRAI TOUCH Biz導入後の効果

MIRAI TOUCH Bizが導入されてから、一番の変化は情報共有のスピードと正確性の向上です。たとえば、火災が発生した際、現場で作業を行っている者がスマートフォンで撮影した映像を区役所とリアルタイムで共有できるため、迅速な対応が可能に。これにより、災害時の打ち合わせも効率的になり、重要な情報の可視化が進みました。

また、オンライン会議の導入により、冬季の厳しい運転条件下でも簡単に業務を進めることができるように。これまで時間を要していた出張所間の移動が不要になり、業務の効率性が飛躍的に向上しました。さらに、MIRAI TOUCH Bizを使った料理教室等のオンラインイベントも開催し、地域住民の交流の場も広がっています。