『Brillia 西馬込』建替えプロジェクトに注目!
東京の大田区にて、新しい住居の形が生まれようとしています。2024年、
実施開始されるマンション建替えプロジェクト『Brillia 西馬込』が、6月18日よりエントリーを受付開始しました。この事業は、東京建物株式会社が参加する『ハイツ西馬込マンション建替組合』と連携し、マンション建替え法のもとで進められています。
プロジェクトの背景
元々の「ハイツ西馬込」は1980年に建設され、築43年を迎えていました。しかし、老朽化と住民の高齢化が進む中、耐震性や防犯面への懸念が高まり、建替えの必要性が認識されるように。この状況を打破するため、住民全員の合意を経て建替えの決議が可決されました。
建替え後の『Brillia 西馬込』は、地上13階建てで79戸の分譲マンションとなります。居住空間は約50㎡から92㎡までの多様なプランが用意されており、1LDKから4LDKまでが選べるため、さまざまなライフスタイルに対応しています。さらに、敷地内にはスーパーマーケットが併設され、住民だけでなく周辺の住民にも便利な環境が提供される予定です。
プロジェクトの進行状況
本建替え事業は、大田区初のマンション建替え法に基づくプロジェクトであり、容積率の緩和についても認可を取得しています。最新の施工スケジュールによれば、2024年には解体工事が開始され、2025年に本体工事が着手される計画で、2027年9月には竣工を予定しています。
歩みを振り返る
- - 2011年: 耐震診断により建物が老朽化していることが判明。
- - 2015年: 住民による再生検討委員会が発足し、コンサルタントが選ばれる。
- - 2017年: 東京建物がプロジェクトに参画。
- - 2022年: 全住民合意のもと、建替え決議が可決。
- - 2023年: マンション建替え組合が設立され、権利変換計画の認可が得られる。
地域と共に歩む
『Brillia 西馬込』プロジェクトは、単に新たな住居を提供するだけではなく、地域の防災拠点としての役割も果たすことを目指しています。災害時の緊急輸送道路に近い位置に建設されることで、地域全体の安全性を高めることに寄与します。また、築40年以上の古いマンションの再生は、国全体でも急務とされているため、このプロジェクトは社会的課題の解決に向けた重要な一歩といえるでしょう。
未来を見据えて
東京建物は、これまでにも多くのマンション建替え事業に取り組んできましたが、『Brillia 西馬込』は特に地域に根ざした価値向上を目指しています。私たちは、マンションの持つ可能性を最大限に引き出し、新しい生活空間を創造することで、地域の魅力を再発見する一助としたいと考えています。
今後の進捗が楽しみな『Brillia 西馬込』を、ぜひ注目してみてください。