マイナンバーカードによる新たな本人確認サービス
最近、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(SMBCCF)と日本電気株式会社(NEC)が革新的なサービスを発表しました。このサービスは、マイナンバーカード認証を利用した本人確認プロセスのデジタル化を目指しています。これにより、カードローンの審査が一層円滑になり、利用者の負担も軽減されることになります。
1. 本人確認の新たな形
SMBCCFが提供する「プロミス」ブランドは、お客様に安心・安全にご利用いただくために不正利用防止を重視しています。これまで本人確認や収入証明書類の提出は、時間がかかる手続きでしたが、マイナンバーカードを活用することで、申込時の審査を迅速化することに成功しました。
NECのプラットフォームを利用した本人確認は、マイナンバーカードの中にある電子証明書を認証局に照会することで、本人確認を完結させるものです。この仕組みにより、審査に必要な時間が大幅に短縮され、スピーディーに結果をお客様にお伝えすることが可能になりました。
2. マイナポータルとの連携
もう一つの大きな特徴は、マイナポータルとのAPI連携を通じた所得情報の取得です。これにより、お客様が自ら収入証明書を取得する必要がなくなります。お客様の同意に基づき、マイナポータルを通じて行政機関から所得情報を直接取得できるため、役所や職場からの書類収集にかかる時間や手間を大幅に削減できます。
この機能の導入により、従業員による書類の確認作業も効率化され、お客様は煩わしい書類準備から解放されます。さらに、サービス提供側も審査のスピードを飛躍的に向上させることができ、より迅速な対応が可能となります。
3. デジタル化による顧客体験の向上
SMBCCFとNECは今後もマイナンバーカードを活用し、デジタル化を進めていく方針です。これにより、より多くの顧客に価値あるサービスを提供し、利便性の向上につなげていく考えです。
お客様にとっては、煩雑な手続きを簡素化し、迅速に審査結果を受け取れることは大きなメリットとなります。現在のデジタル化の波に乗ることで、これからのサービスがどのように進化していくのか注目が集まります。
詳しくは、
NEC Digital Financeや
マイナポータルAPIの活用をご覧ください。また、お問い合わせは以下の窓口までどうぞ。
- - SMBCコンシューマーファイナンス 広報室 03-6887-1274
- - 日本電気株式会社 マイナンバーカード窓口 dkyc-mnp_cf@1fsd.jp.nec.com