津南醸造の発酵文化
2025-07-22 08:39:36

津南醸造が伝統と先端技術を融合した発酵文化の魅力を発信したイベント

津南醸造が発信する伝統と未来の食文化



新潟県中魚沼郡津南町に位置する津南醸造株式会社が、2025年7月10日に港区西新橋のSustainable Food Museumで開催された「Sustainable Food Showcase vol.7」に参加しました。このイベントには、代表取締役の鈴木健吾氏がパネルディスカッションの登壇者として呼ばれ、津南の発酵文化の重要性や、その伝統を未来へとつなげるための取り組みについて議論を展開しました。

発酵と最新技術の融合


本イベントのテーマは「伝統×先端技術で語る“発酵×食”の可能性」。鈴木氏は、津南醸造が取り組んできた地方独自の発酵文化を通じて、環境保全と地域活性化の必要性を訴えました。特に、「地球環境や地域に良いだけでは事業を持続することは難しい」と強調し、持続可能性と顧客への具体的な価値提供の両立が不可欠だと語りました。このような視点は、発酵文化の未来を支えるために重要なアプローチと言えます。

魅力的なフードセミナー


イベントでは、津南醸造の特色ある製品も紹介されました。その一つが「GO GRANDCLASS 魚沼コシヒカリ Edition」で、雪国津南の厳しい自然と伝統的な技術を活かして作り上げた酒です。この製品は、Kura Master 2024で金賞を受賞しており、その知名度も高まっています。また、酒粕を使用したジェラートや、酒粕パウンドケーキの試食も行われ、参加者からは好評を得ました。特に、酒粕パウンドケーキはアップサイクルプロジェクトの一環として開発された逸品で、地元の素材を活かした優れた味わいが特徴です。

多彩なフードテックの紹介


さらに、会場では他の企業による革新的なフードテック製品も展示されました。AlgaleXのフライドポテト「うま藻味」や、CRUST JAPANの「CRUST BREAKINGBREAD ALE」など、食の未来を感じさせる魅力的な品々が並び、参加者の関心を引きました。これらの製品もまた、持続可能な社会を意識した開発がなされていることが感じられます。

津南醸造の今後の展望


津南醸造は、今後も「発酵」「サステナビリティ」「先端技術」を組み合わせて新たな食文化を創出し、ロンジェビティ技術の社会実装を目指していくと発表しています。新潟の豪雪地域ならではの資源を大切にしながら、未来の食のあり方を模索していく姿勢に、今後も注目が集まることでしょう。

イベント概要


  • - イベント名: Sustainable Food Showcase vol.7
  • - テーマ: 伝統×先端技術で語る“発酵×食”の可能性
  • - 日時: 2025年7月10日(木)18:00~20:30
  • - 会場: Sustainable Food Museum(東京都港区西新橋1丁目17-8)

津南醸造について


津南醸造株式会社は、新潟県の中魚沼郡津南町に位置し、豪雪地帯に恵まれた酒蔵です。地元の酒米「五百万石」や「魚沼産コシヒカリ」、天然水を使用した酒造りが特徴で、地域との共生を大事にしています。また、「Brew for Future〜共生する未来を醸造する〜」というコンセプトに基づき、新しい価値を創造し続けています。さらに、2025年には新潟県知事賞を受賞するなど、技術力の高さも証明されています。詳細は公式サイトをご覧ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: サステナビリティ 発酵文化 津南醸造

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。