新技術と広幅箔
2025-02-12 08:57:38

日本金属が広幅ステンレス箔の新技術で産業に新たな価値を提供

日本金属の新たな挑戦



日本金属株式会社は自社の革新的な圧延技術を用い、板厚0.1mm未満の広幅ステンレス箔の製造を行っています。この箔は、主に自動車関連や電池関連、半導体関連など、幅広い市場に応用されることを目指しています。

製品の特長


当社が提供するステンレス箔は、光沢のある仕上がり「BS(Bright Surface)」と、若干の粗さを持つ「WS(White Surface)」の2種類があります。これにより、お客様の求める意匠や機能性に柔軟に応えることが可能です。

  • - 鋼種: SUS304、301、430など、すべての鋼種に対応
  • - 基材: ばね材、TA材、BA材
  • - : 最大600mmと広幅を実現
  • - 精度: 板厚長手バラツキ最小±1μmを達成
  • - 単重: 最大0.5kg/mm
  • - 最薄: 0.02mmからの製造が可能です。

用途と利点


当社の広幅箔は、幅広い用途にご利用いただけます。特に車載等で使用される面状発熱体やFPC補強板、電子機器におけるメタルマスクなどが代表的な例です。特に、30μm以下の厚さで600mmの幅を持つ素材を生産できる企業はほとんどなく、そのため加工の歩留まりや生産性を向上させる材料として非常に貴重です。

表面仕上げの選択


多様な用途を支えるために、表面仕上げは用途ごとに最適化されています。例えば、タクトスイッチ用途では、表面が平滑な光沢肌(BS仕上)が推奨され、耐久性の向上に寄与します。一方で、二次電池外装やコネクター用途では、接着剤との密着性やレーザ刻印の視認性を考慮し、粗めの表面仕上げ(WS仕上)が選ばれます。

日本金属の技術力


日本金属は、その独自の圧延技術により、広幅ステンレス箔市場において新たな価値を創造する企業として、業界をリードしています。この技術を活用することで、お客様の生産性向上に直接的に寄与することを目指します。

まとめ


今後も日本金属は、技術革新と品質向上に努め、多様な市場のニーズに応え続ける会社であり続けます。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。

お問い合わせ先


日本金属株式会社 総務部

日本金属株式会社 営業開発部


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