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TBK、インドのBrakes Indiaと業務提携を発表

日本の自動車部品大手、株式会社TBKは、2025年11月21日付の取締役会において、インドの大手ブレーキメーカーであるBrakes India Private Limited（BIPL）との資本業務提携契約を決定しました。この提携により、TBKはBIPLから資金調達を行い、同社の筆頭株主となることが正式に発表されました。

業務提携の背景

TBKは日本市場において約60%のシェアを誇るブレーキポンプ分野のリーダーです。長年の顧客との信頼関係を基に、日本国内をはじめとする多様な拠点で高品質な製品を提供し続けています。一方、BIPLは乗用車から商用車まで幅広い分野で高い技術力を持ち、多くの実績を有しています。両社の強みを活かしたパートナーシップにより、顧客に対するサービスをより充実させていく計画です。

この業務提携を通じて、TBKはBIPLから新たな技術とノウハウを獲得し、電動化・自動化製品の開発を加速することを目指します。双方が互いの知見を持ち寄ることで、高付加価値の新しい製品やソリューションを生み出すことが期待されています。

主要株主の異動

今回の資本業務提携により、BIPLはTBKの発行済み株式の10.03%を取得し、筆頭株主となりました。この株式取得に伴う資金調達は、約11億3,700万円に上り、これによりTBKは今後の事業展開を見据えた資金基盤を強化することができるでしょう。

次世代への転換

TBKは、この提携を契機に電動化・自動化のシステムサプライヤーへと転換を図ります。脱炭素化やドライバー不足など、現代の社会が抱える課題への対応を重視し、新たな市場機会の開拓に挑戦します。

BIPLの概要

• - 社名: Brakes India Private Limited (BIPL)
• - 設立: 1962年11月9日
• - 本社: インド・タミルナード州チェンナイ
• - 代表者: Managing Director Sriram Viji
• - 資本金: 1億7464万2400ルピー
• - 従業員数: 10,925人
• - 事業内容: 自動車用ブレーキ及び自動車用鋳造品の製造及び販売

TBKについて

株式会社TBKは、1949年に設立され、日本に本社を構えています。同社は自動車部品だけでなく、産業機械や建設機械の部品の設計製造・販売を行い、多様な業界で実績を積んでいます。公式サイトもあり、詳細情報はそこで確認できます。

これからのTBKの成長と進化に是非ご期待ください。

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