がん対策推進の新たな展開
最近、一般社団法人自治体DX推進協議会(以下GDX)は、厚生労働省がすすめる「がん対策推進企業アクション」の推進パートナー企業として認定されました。この取り組みは、全国の自治体や企業との連携により、健康経営を進めるとともに、がん対策の充実を図るものです。
質の高い健康づくりを目指して
GDXは、「デジタル技術を活用した地方課題の解決と新たな価値創造」を基本理念とし、住民一人ひとりの健康寿命を延ばすことに寄与しています。特にがんは、誰にでも近い病気で、早期発見や治療と仕事の両立が重要です。この観点から、GDXはがん検診の重要性を広め、働きやすい環境をつくることに力を注いでおり、そのために「がん対策推進企業アクション」への参画を決めました。
GDXの具体的な取り組み
GDXは、以下のような施策を進めていきます。
会員への啓発と情報提供
月刊誌「自治体DXガイド」やメールマガジンを通じて、がん検診の意義や先進的な健康経営の成功事例を紹介します。さらに、セミナーも開催し、がん対策に関する情報共有の場を提供します。これにより、参加企業が参考にできる内容を充実させ、老若男女を問わず知識の普及に資することを目指します。
治療と仕事の両立支援
テレワークやフレックスタイム制度を導入し、会員となる自治体や企業が治療を受けながら働きやすい環境を整備するためのDXソリューションの情報提供を行います。こうした取り組みは、社会全体でがん患者を支える文化を作るために不可欠です。
協議会内部での健康管理
まず協議会の職員に対しては、定期健診でのがん検診受診を積極的に推奨し、受診率100%を目標とします。また、従業員が安心して相談できる職場環境や休暇取得に向けた取り組みを進めることで、全職員が健康的に働き続けられる基盤を築きます。
がん対策推進企業アクションとは
このプロジェクトは、厚生労働省の委託を受けて行われ、企業や団体と協力してがん検診の受診率を50%以上に引き上げることを目指しています。がんになっても安心して働き続けられる社会を構築するため、がんに関する知識の普及や検診の推奨、就業支援などさまざまな取り組みを実施します。
お問い合わせ
GDXはデジタル技術を通じて地域の持続可能な発展を支援する組織です。さまざまな自治体と共に働き、デジタルトランスフォーメーションを加速させるパートナーシップを築いています。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。お問い合わせ先は、一般社団法人自治体DX推進協議会(GDX)事務局の電話番号03-6683-0106およびメールアドレス
[email protected]です。詳細は公式ウェブサイトもご確認ください。