シンガポールに梨!
2025-10-02 11:10:34

シンガポールで楽しむ仙台の甘い梨、JRフルーツパークから登場!

日本の美味しい果物を海外で楽しむチャンスがやってきます。2025年10月、シンガポールで開催される「The Japan Rail Fair 2025」で、仙台ターミナルビル株式会社が自社の観光農園「JRフルーツパーク仙台あらはま」で育てた梨の販売を行います。この取り組みは、ただの販売だけでなく、仙台の魅力を広めるためのPR活動でもあります。

梨の特徴と品種

販売されるのは、あきづきと甘太の2つの品種です。

あきづき
あきづきは「新高」×「豊水」×「幸水」の交配種で、果肉は白く、柔らかさは「豊水」と同等です。果汁が豊富で、酸味があまり感じられないのが特徴で、まろやかな甘さを楽しむことができます。

甘太(かんた)
甘太は「王秋」×「あきづき」の交配種で、500g以上の大きなサイズになります。名前の通り非常に甘く、しっかりとした味わいがありますが、少しの酸味も感じられるため、味わいのバランスが絶妙です。

この2品種は、どちらも日本の農業の技術が生み出した果物として、品質の高さが約束されています。

目的と意義

今回の販売イベントの主な目的は、海外市場における果樹の需要を試すテストマーケティングです。その一方で、村や地域の魅力を伝え、訪問者を東北に誘引することも目指しています。シンガポールでのファンを増やし、日本の農産物の素晴らしさを感じてもらいたいという思いが込められています。

イベントの概要

イベントはシンガポールの「Guoco Tower」で行われ、地元の人々や観光客が訪れる機会を提供します。世界の多くの国々から参加者が集まるこのフェアは、日本の文化や製品を海外に紹介する素晴らしい場であり、またシンガポールでの日本のプレゼンスを強化する重要な一歩となるでしょう。

開催日程は2025年10月9日から11日までの3日間です。この期間中、仙台の梨の特徴や魅力を最大限に伝えるイベントやキャンペーンが行われる予定です。

新鮮な輸送方法

また、JR東日本と日本航空(JAL)が連携し、収穫された梨を新鮮な状態で現地に届けるための新しい輸送方法も導入されます。これにより、収穫から消費者の元までの輸送時間を大幅に短縮し、樹上で完熟させたフレッシュで甘い梨を届けることが可能になります。輸送には新幹線や航空便を利用し、スムーズな通関手続きを行うことで、今まで以上に高品質な梨が舞い込むでしょう。

JRフルーツパーク仙台あらはまとは

JRフルーツパーク仙台あらはまは、2021年3月に宮城県仙台市の荒浜地区にオープンした観光農園です。ここでは150種類以上の果樹を栽培し、四季折々の果物を摘み取る体験が可能です。単なる観光地ではなく、訪れる人々が自然の中で本物の農業を体験できる場所でもあります。この農園を通じて、仙台の豊かさや魅力を多くの人に知ってもらいたいと願っています。

この特別な機会に、是非シンガポールで仙台の甘い梨を楽しんでみてください!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: シンガポール JRフルーツパーク 梨栽培

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。