マット・マルチーズが新たなシングルを発表
イギリス出身のシンガーソングライター、マット・マルチーズが、2025年に初となるニューシングル「Anytime, Anyplace, Anyhow」をThe Orchardからリリースしました。この作品は、彼が持つ甘さとウィットの絶妙な組み合わせを表現したものとなっています。曲の中では、特定の人々が私たちに引き起こす親密な感情について歌われています。
マルチーズはこの曲についてこう語ります。「私たちの心に残る特定の人たちは、いつも私たちを思い起こさせ、制御不能な場所に私たちを置かせます。それがどれほど深い影響を与えるかを考えると、彼らが私たちの思考に住み着いているのです。」彼の音楽は、そんな複雑な感情をユーモア交じりで描写しています。
ヘッドラインツアーと来日予定
マット・マルチーズは、2024年の終わりにアジア、オーストラリア、ニュージーランドでのヘッドラインツアーを計画中です。そして11月には東京での来日公演が予定されており、彼の美しい歌声と富んだウィットがファンを魅了することでしょう。そのツアーに先立ち、アメリカやヨーロッパでのライブも行い、ロサンゼルスのウィルターンでは自身最大のショーを、ロンドンではソールドアウトのライブを成功させています。
マット・マルチーズのプロフィール
マット・マルチーズはカナダの両親の元、イギリスで生まれました。2018年にデビューアルバム『Bad Contestant』を発表し、その辛口なジョークと自虐的な歌詞で瞬く間に注目を集めました。続くアルバム『Krystal』(2019)、『Good Morning It’s Now Tomorrow』(2021)、『Driving Just To Drive』(2023)を通じて、彼は英国の若手ソングライターとしての地位を確立しました。批評家たちは彼の音楽を高く評価し、日常の中に潜むファンタジーを引き出す能力に注目しています。
舞台裏での活動
最近では、彼の活躍は舞台裏にも広がっています。2023年には、インディーレーベル「Last Recordings On Earth」を設立し、米国ポートランドで活動するアーティスト、シーロウズの支援を行っています。さらに、ドラ・ジャーやリアナ・フローレスといった友人たちとの共作を通じて、多様なアプローチで音楽制作を行っています。昨年にはカバーアルバム『Songs That Aren’t Mine』をリリースし、オリジナル曲とは異なるスタイルを探求しました。
また、彼はロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの冬季公演『十二夜』においてオリジナルの音楽と歌詞を制作し、シェイクスピアの作品にインスパイアを受けた新たな形の音楽体験を提供しています。
リリース情報
- - シングル:「Anytime, Anyplace, Anyhow」
- - 配信リンク: ここをクリック
- - レーベル: Tonight Matthew
ミュージックビデオ
- - 「Anytime, Anyplace, Anyhow」Visualizer
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音楽の未来を切り開いていくマット・マルチーズの活躍から目が離せません。