リミックスポイントの挑戦
2025-12-23 12:32:18

リミックスポイント、熊本県で低圧太陽光発電所を取得し新展開へ

株式会社リミックスポイント(証券コード:3825、以下「当社」)が全国で注目される中、熊本県菊池市に位置する低圧太陽光発電所「リュミエ菊池」の取得を発表しました。当社はこの発電所のうち10区画、総発電出力500kWを自社で保有するとしています。この取り組みは、発電事業者としての新たな挑戦であり、今後の事業拡大に向けての重要なステップです。

この発電所はFIT制度を活用している既設のもので、将来的にはFIP制度への移行を見据えています。FIPとは、再生可能エネルギー発電事業者が卸電力市場での売電を行う際に、ある一定の補助額(プレミアム)を上乗せした価格で電力を販売できる制度です。この新たな制度に移行することで、発電事業者はより安定した収益を見込むことができるのです。

リミックスポイントは、この低圧太陽光発電所をアグリゲーター(複数のエネルギー資源をまとめて運用する事業者)として直接運用していく考えです。これにより、発電所の運用データやノウハウを集積し、将来的には需給調整市場へも参入を目指しています。また、低圧発電所の市場には大きなポテンシャルがあるにも関わらず、運用環境が厳しいという課題に直面しているため、当社はその解決に向けた新たなビジネスモデルの構築を目指しています。

発表したプランによると、2026年の春頃には蓄電システムの設置工事を開始し、秋からはFIP制度への移行手続きを行い、冬頃には運転を開始する予定です。これにより、リミックスポイントは収益の最大化を図り、さらに従来のFIT制度から取り残されている事業者への支援も続けていく考えです。

FIP制度によるビジネスモデルは、固定価格での売電が保証されるフィット制度に代わるものとして注目されており、今後、売電単価の変動に柔軟に対応することが求められます。リミックスポイントは、この新しい制度を採用し、売電収入の向上を実現し、最適な運用方法を確立することに注力しています。これを実現するために、蓄電システムと市場価格の動向を見据えた運用を行うことで、収益の向上を図ることも目標としています。

リミックスポイントが発表した今後の展望には、低圧アグリゲーターの事業性の確立が含まれています。FIT制度の下で抱える課題を解決し、収益の向上を支援することで、要望に応える発電事業の新たなサポートを進めていく方針です。さらに、SDGsを推進する企業として、電力需給の調整にも貢献することが期待されています。

最後に、リミックスポイントはエネルギー、コンサルティング、蓄電など多角的な事業を展開し、カーボンニュートラルの実現に挑む企業として注目を集めています。これからも持続可能な社会を実現するために、エネルギーとデジタルアセットの融合に向けた新しいサービスの提供に努めていくでしょう。公式サイトやSNSを通じて、今後の活動に注目してみてください。


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