音楽制作に新たな可能性を!TASCAM Hi-Res Editor V1.10
音楽制作の現場に欠かせないツールがまた一つ進化しました。TASCAMが提供する無償の音源編集ソフト『Hi-Res Editor』の新バージョンV1.10が2025年1月15日にリリースされることが発表されました。このアップデートにより、特にDSD(Direct Stream Digital)ファイルの編集機能が強化され、音楽編集の現場での使い勝手が向上しています。
簡単操作で高品質な音楽編集
新バージョンの最大の魅力は、新たに追加されたモノラル音声ファイルをステレオ(ポリファイル)に変換できる機能です。これにより、二つのモノラルファイルを組み合わせてステレオファイルを簡単に作れるようになりました。また、ステレオ音声を二つのモノラルファイルに戻すことも可能です。この機能は、ミュージシャンや音楽プロデューサーにとって、より柔軟な編集ができる大きな手助けとなるでしょう。
最新OSへの対応と便利な機能
さらに、Mac版ではAppleシリコン搭載のMacにも対応しており、Appleからのノータリゼーション(公証)を受けているため、インストールもスムーズに行えます。また、最新OSにも対応していることから、これまでの制約を軽減し、より多くのユーザーが安心して利用できる環境が整いました。
高機能編集が可能な多彩な機能
『TASCAM Hi-Res Editor』は、以下のような多彩な機能を提供しています:
- - DSD/PCMハイレゾファイルの編集が可能(DSDは2.8M~11.2MHz、PCMは44.1k~384k Hz/16,24,32bitに対応)
- - 2つのファイルを結合するコンバイン機能
- - 便利な波形表示機能と、イン/アウト設定による区間の変換/書き出しが可能
- - 書き出し時にショートフェードの付加ができ、より滑らかな音質が実現
これにより、パソコンを用いた音楽制作がより直感的になり、プロアマ問わず多くのクリエイターに利用されることでしょう。特に、ステレオ、モノラルの両方に対応する能力は、その柔軟性を強調します。音楽編集を行う上で、これほど便利なツールは他にありません。
無償ダウンロードで手軽に体験
この優れたソフトウェアは、TASCAMの公式ウェブサイトから無償でダウンロード可能です。音楽制作者やエンジニアにとって、ぜひ手に入れておきたいツールとなっています。気になる方は是非、下記のリンクからアクセスしてみてください。
確かな音質と信頼性で知られるTASCAMは、音響の専門ブランドとして、長年の実績があります。プロフェッショナルのための音響ソリューションを提供し続ける彼らから、新たに登場した『TASCAM Hi-Res Editor V1.10』は、今後の音楽制作において欠かせない存在となるでしょう。新機能を活かして、あなたも音楽制作の可能性を拡げてみてはいかがでしょうか。