ごまの未来を育むプロジェクト - 小豆島での新たな取り組みをレポート
2026年に向けた、かどや製油株式会社が進める『ごまのみらい小豆島プロジェクト』が注目を集めています。このプロジェクトでは、香川県小豆島の地域活性化と食育を兼ね備えた取り組みを行っており、特に地元の児童たちがごまについて学ぶ機会を設けています。
地域との連携で育む持続可能な未来
かどや製油は、創業の地である小豆島の地域発展に寄与することを目的に、土庄町にて地域の生産者たちと手を携えて活動しています。2024年にスタートしたこのプロジェクトは、ごまを通じて児童たちに農業体験を提供すると同時に、地域の特産物であるごまの魅力を再認識してもらうことを目指しています。
最近は、土庄町の小学3年生を対象にしたフィールドワークを行い、児童たちが直接ごまの収穫や加工に触れる機会を持ったのです。この活動を通し、ごまがどのように育ち、加工されて食卓に届くのかを学ぶ貴重な経験となっています。
児童たちの歓声が響く体験学習
フィールドワークの最初には、地産地消推進協議会の前田氏が挨拶をし、児童たちにごまの収穫が来年の学校給食に使われることを伝えました。その後、ごまの種類や栽培に関する講義が行われ、児童たちは「金ごま」の収穫を体験しました。
乾燥されたいくつかのごまの束を前に、児童たちは興味津々。体験した作業は、乾燥ごまのたたき、ふるい、唐箕による選別作業です。ごまの実が落ちる様子に目を輝かせながら、実際の作業を通じて、ごまが食べられるまでの過程への理解が深まったようです。児童たちは、「これほど手間がかけられた食材だと知って感謝の気持ちが生まれた」といった感想を抱いたそうです。
新たなごま油の魅力を探る授業
午後にはかどやの工場見学も行われ、小豆島で生産されている新商品『ISOLETTA』の特別授業が設けられました。児童たちは、ごま油の歴史や製造過程について学びながら、純正ごま油との味の違いをテイスティングする体験を味わいました。ごま油の多様な風味や製法による違いに触れ、児童たちの学びは一層深まったようです。
また、地域の名産品である手延素麺にごま油がどのように関与しているかも学ぶことで、地元の文化や産業のつながりを理解する機会にもなりました。
より良い未来のために
『ごまのみらい小豆島プロジェクト』は、2027年には、児童たちが経験したごまを使った給食の提供を予定しています。今後も地域課題の解決に向けた持続可能な取り組みを続け、地域の振興や雇用創出に寄与していく方針です。子どもたちが未来に向けて食材や農業の大切さを理解することこそ、地域の明るい未来を築く鍵となることでしょう。
かどや製油は、このようにして「ごまの可能性」を広げ、地域に貢献し続ける企業として、地域社会と共に成長していくことを目指しています。