スシローの日とは?
京都を拠点にする株式会社T.S.Iが運営するサービス付き高齢者向け住宅「アンジェス」では、毎月第3水曜日に特別なイベント「スシローの日」を実施しています。このイベントでは、株式会社あきんどスシローとのコラボレーションにより、入居者に新鮮な寿司を提供しています。2025年に3年目を迎えるこの取り組みは、多くの高齢者にとって楽しみなひとときとなっています。
スシローとの連携の背景
T.S.Iの「愛ある日々のお手伝い」という理念のもと、入居者が一日をより充実して過ごすための施策として、お寿司を毎月楽しむことを考えました。しかし、高齢者向けの食事提供にはいくつかの要件がありました。例えば、食材の安全性、食事が摂れる時間の設定、アンジェス全拠点への展開可能性などが求められました。そこで、スシローと連携することに決まりました。
入居者たちの喜びの声
ここで提供されるスシローのお寿司は、入居者の皆さまから大変好評を博しています。その中には、「スシローの日」が待ち遠しいという声や、特別な日として楽しみにしている入居者も多いです。80代のある女性は「前日に透析があったが、スシローの日が楽しみで頑張れました」と語り、また80代の夫婦は「元々寿司屋をやっていたので、ここでも美味しいお寿司を食べられて嬉しい」とその喜びを表していました。
提供されるお寿司
「スシローの日」では、入居者の人数に合わせて8貫の握り寿司が用意されます。ネタはまぐろやサーモン、いくら、うなぎの他にも全24種類があり、各入居者の体調や食事制限に応じた4種類のメニューを選ぶことができます。通常メニューに加えて、アレルギーに対応したメニューや、魚が苦手な方、生ものが食べられない方にも配慮されています。こうした細かい配慮が施されることで、安心して食事を楽しむことができる環境を整えています。
今後の方針
株式会社T.S.Iでは、今後も「愛ある日々のお手伝い」をモットーとして、入居者やそのご家族に喜んでいただけるサービスを提供し続けていくつもりです。「スシローの日」を通じて、高齢者の皆さんの生活に少しでも彩りを加えるお手伝いをしていきます。私たちは、人生の終末期においても安心して充実した毎日を送るために、全力でサポートしていく考えです。
アンジェスとスシローについて
株式会社あきんどスシローは「うまいすしを、腹一杯」という企業理念のもと、国内外で650以上の店舗を展開している回転寿司チェーンです。一方で、T.S.Iは高齢者向けの住宅サービスや訪問介護を提供しており、幅広い年齢層のお客様にサービスを展開しています。これらの企業が手を組むことで、高齢者に特別な食体験を提供することができています。
まとめ
特別な「スシローの日」を通じて、入居者の生活に楽しみを与えるアンジェスの取り組みは、多くの人々に感動をもたらしています。このような活動が、今後さらに広がっていくことを願っています。スシローとの連携により、高齢者の日常に一層の楽しみを与えることができるのです。