高校生 CEO が提案する新たな学びの形
Artivation株式会社の代表を務める中田涼介氏(高校3年)は、独自のSNSプラットフォーム「FIP Talks」を発表しました。このサービスは、中高生が3〜5分の英語プレゼン動画を作成し、共有できるクローズドSNSです。特に注目すべきは、教員や学校との連携を重視している点で、安全な学習環境が整備されています。
「FIP Talks」の特徴
「FIP Talks」は、生徒が安心して英語プレゼンテーションのスキルを磨けるよう、さまざまな機能が含まれています。まず、安全性への配慮として、提携校の関係者しか投稿や視聴ができない仕様になっており、AIが自動的にコメントの内容をチェックしてポジティブな表現のみを許可します。さらに、SNS内にはダイレクトメッセージ機能が搭載されており、生徒たちは国内外の仲間とコミュニケーションを取りながら学びを深めることが可能です。
次に、プレゼンの準備は非常に簡単です。10分ワークシートと対話型AIを活用し、プレゼン原稿の準備を支援します。また、動画の録画は専用の画面で簡単に行え、編集は不要です。加えて、AI Dictionaryが内蔵されており、視聴中に単語検索や暗記テストも行えます。
無償パイロット校の募集
現在、Artivationは国内の中学校、高等学校、高専、インターナショナルスクールなどから無償のパイロット校を5校限定で募集しています。参加校は、10分のワークシートを実施し、アンケートやインタビューに協力することが求められます。このプログラムは2025年の7月から9月まで行われ、参加費は一切かかりません。さらに、成果事例は広報で利用されることに同意する必要があります。
参加によるメリット
FIP Talksに参加することによって、生徒たちは探究学習の負担を軽減しながらプレゼンテーションスキルを習得できます。特に、彼らの“好き”を深掘りし、その集大成をeポートフォリオとして活用することは、総合型選抜への対策としても非常に有効です。これにより国際交流を促進し、時差や距離を気にすることなく協働学習を行うことができる点も大きなメリットです。
ロードマップと展望
Artivationは、将来的には国内で20校、海外で10校の提携を目指し、2026年には国内100校、海外150校を目指しています。また、スマホ版の開発も進行中で、今後の展開に期待が高まります。
代表の思い
中田氏は、「FIP Talksは、世界中の中高生が自分の“好き”を通じてつながり、共に挑戦できる場所を提供するために作りました。私自身、仲間を集めるのに苦労した経験があるため、AIを活用したシンプルで効果的なプラットフォームを構築することが重要だと考えています。」と語ります。
会社概要
Artivation株式会社は、生成AIを駆使した教育ソリューションの開発・提供を行っており、今後の展開に注目が集まります。興味のある学校関係者の方はぜひ、公式サイトからお申し込みください。
公式リンク
お問い合わせ先
Artivation株式会社の代表、中田涼介までE-mail: info@artivation.aiでお気軽にご連絡ください。取材や導入のご相談も歓迎いたします。