生活保護支援「ほごらんど」と弁護士検索ポータル「ベンナビ」が業務提携
生活保護の申請支援を行う「ほごらんど」は、株式会社アシロが運営する弁護士検索ポータルサイト「ベンナビ」と業務提携を結びました。この提携は2025年11月8日付で行われ、生活保護申請や住宅確保の支援を通じて、債務整理を検討中の方に寄り添ったサポートを提供します。
提携の背景
現在、日本では多くの人々が多重債務に苦しみ、年々増加する自己破産件数に直面しています。約400万人が債務問題で悩んでおり、年間に約7万件の自己破産が行われています。しかし、この債務整理が終わっても、その後の生活再建に必要な情報が分断されているため、適切な支援に繋がらないケースが多いのが現状です。この課題を解決するために、「ほごらんど」と「ベンナビ」は連携し、より多くの方が必要な情報にアクセスできるよう導線を構築します。
提携の内容
この提携によって、以下のような情報提供の流れが確立されます。
1.
ベンナビからほごらんどへの情報導線
ベンナビの債務整理関連ページに、「ほごらんど」の生活保護や住居支援に関する情報へのリンクを設けます。これにより、債務整理を考えている方が必要なサポートにたどり着きやすくなります。
2.
ほごらんどからベンナビへの情報導線
ほごらんどを利用している方の債務問題について、ベンナビの弁護士や法律専門家へ繋がるためのリンクを設置し、法的な支援に結びつけます。
3.
相互協力による情報発信
両者がそれぞれのメディアを通じて、司法と福祉の連携について情報発信を行い、必要な支援を受けるべき人々への届け方を強化していきます。
今後の展望
この提携を機に、生活再建支援の強化を図ります。ベンナビを通じた情報提供により、生活保護や住宅支援の認知を広め、債務整理後の生活再建支援実績を高めていく予定です。また、提携不動産オーナーや管理会社とのネットワークを全国に広げ、自治体や社会福祉協議会との公的な連携を進めていきます。
代表者のコメント
「ほごらんど」の代表、石崎詩月はこの提携を非常に嬉しく思っており、「法的な解決を経て、生活を立て直す道があることを多くの人々に知ってもらい、再出発の手助けができる社会を作りたい」と語っています。また、提携を通じて社会貢献と安定収益を両立させる居住支援モデルをさらに推進する意欲を示しています。
ほごらんどとは
「ほごらんど」は、生活保護の申請や住居確保、さらには入居後の見守りサポートを行うサービスで、行政書士や元ケースワーカーとの連携で利用者に無料の支援を提供しています。その主な業務には、生活保護申請サポートや住居確保の支援、入居後の見守りサービスがあり、98%以上の成功率を誇っています。
このように、「ほごらんど」と「ベンナビ」の提携は、今後の生活再建支援において大きな変化をもたらすことが期待されており、より一層多くの人々にとって安心できる社会を目指しています。