mmEye-VA3-ORNXの紹介
株式会社ブレインズが新たに発表したエッジAI画像処理装置、mmEye-VA3-ORNX。これは、NVIDIA社のJetson Orin NXを搭載し、さまざまなインターフェイスを持つことで、さまざまな用途に対応可能な製品です。特に多彩な映像入力インターフェイスが特徴で、ユーザーは自分のニーズに最適なタイプを選択できます。
多彩なインターフェイス
mmEye-VA3-ORNXは、異なるタイプの映像入力インターフェイスを提供しています。具体的には:
- - TypeⅠ: HD-SDI/VLC入力 (2ch) およびスルー出力 (2ch)
- - TypeⅡ: 3G-SDI入力 (1ch)、HDMI入力 (1ch)、LINE音声入出力 (各1ch)
- - TypeⅢ: GMSL (4ch、開発中)
- - TypeⅣ: 4K入力 (12G-SDI、HDMI2.0、開発中)
- - TypeⅤ: ネットワークカメラ/GigE Visionカメラ対応PoE PSE (IEEE802.3bt, 50W、開発中)
さらに、従来のレガシーインターフェイス(RS-232C、RS-485/422、接点入出力)もサポートされています。これにより、各種旧機器との互換性も確保されています。
柔軟な構成と拡張性
この装置の最大の魅力の一つは、その柔軟性と拡張性です。JetPack SDKに基づく環境で開発が行えるため、ユーザーは必要に応じたAIモデルを実装し、ソフトウェア開発の受託も受け付けています。たとえば、特定の業務用に特化したAI画像処理システムの開発など、幅広いニーズに応じた展開が可能です。
豊富なオプション機能
mmEye-VA3-ORNXには、ワイヤレス通信機能のオプション(LTE及びWi-Fi)や、内蔵拡張ストレージ(M.2 2280 NVMe)が提供されます。これにより、データの蓄積や処理スピードが大幅に向上し、より高性能なAI画像処理が実現します。
使用環境とサイズ
この装置は、環境温度が0~40℃、湿度が20~85%の範囲で使用可能で、故障の原因となる結露に対する配慮もされています。また、サイズは232(W)×213(D)×77(H)mm、重さは約2,400gと、コンパクトながらもパワフルな性能を持っています。
AI・人工知能EXPOでの展示
mmEye-VA3-ORNXは、AI・人工知能EXPOに出展されます。参加者は、実際のデモを通じてこの装置がどのように活用できるかを体験できます。興味のある方は、入場バッジの登録をお忘れなく。
新たなテクノロジーを取り入れたmmEye-VA3-ORNXは、さまざまな業界での利用が期待されます。これを機に、エッジAI技術の進化を感じてみてはいかがでしょうか。ご興味のある方は、ぜひ株式会社ブレインズにお問い合わせください。