万博で通訳キャラ登場
2025-05-12 11:51:27

大阪・関西万博でSoundUDの新機能「通訳キャラクター」が初披露される

大阪・関西万博での新しい体験



2025年に開催予定の「大阪・関西万博」では、音のユニバーサルデザインを目指すヤマハ株式会社の「SoundUD」を使用した新サービス「おもてなしガイド」が注目を集めています。このガイドは、特に復興に焦点を当てた経済産業省の「福島復興展示」ブースにおいて、多言語翻訳の機能を搭載したキャラクターによる通訳を提供します。

SoundUD「おもてなしガイド」の詳細



「おもてなしガイド」では、インターネット接続なしに多言語でのコミュニケーションを実現します。イベント会場に設置されたスクリーンに投影されたキャラクターが通訳役を果たし、例えば日本語を話す人と英語を話す人がスムーズに会話できるようサポートします。この革新的な技術は、商業施設や駅、オフィスなどさまざまな場所でも活用でき、利便性が高く評価されています。

特に注目されるのは、音声通訳だけでなく、文字情報の提示も可能な点です。今後は、さらなる機能拡張として対話型の多言語応答機能が検討されています。

VOCALOIDキャラクターが通訳に登場



この展示では、「ZOLA Project」や「galaco」といったVOCALOIDキャラクターが通訳者として朗報をお届けします。これらのキャラクターは表情豊かに通訳を行い、来場者とのコミュニケーションを楽しいものにします。この取り組みは、今までにない形の通訳サービスとして注目されており、来場する方々に新たな体験を提供することを目指しています。

さらに、展示のステージプログラムにおいても「おもてなしガイド」が採用され、講演内容が日本語・英語で同時に表示されることで、外国人訪問者や難聴者に配慮した参加が可能になります。これにより、より多くの方々が展示を楽しむことができるようになります。

復興支援への貢献



ヤマハ株式会社は、SoundUDを活用したシステムやサービスの提供を通じて、復興する地域の姿を世界に伝える貢献を目指しています。経済産業省の福島復興推進グループからは「おもてなしガイド」による情報発信の効果を期待する声も寄せられています。展示を通じて福島の魅力を正確に伝え、多くの人々がその美しさを理解する機会になることが期待されています。

様々な展示にも活用。



「おもてなしガイド」は特定のブースに限らず、大阪・関西万博の各パビリオンでも利用される予定です。水と空気をテーマにしたショーや、一部の企業の展示でも翻訳サービスが提供され、外国人や聴覚障がい者の方々にも配慮したシステムとなっています。これにより、さらなるアクセシビリティの向上が見込まれています。

まとめ



このように、2025年大阪・関西万博の「おもてなしガイド」は、多言語翻訳の新形態を実現するだけでなく、来場者にとってより豊かな体験を提供することを目指しています。今後のさらなる技術革新にも期待が寄せられ、国内外からの多くの来場者に新たな楽しみを提供していくことでしょう。大阪・関西万博の開催が待ち遠しい限りです。


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