カゴメとティップネスが若手社員の健康をサポート
企業の人材育成において、若手従業員の早期離職は大きな問題です。近年、特にこの傾向が強まっており、厚生労働省の調査でも、就職後3年以内の離職率が上昇していることが判明しています。そんな中、株式会社ティップネスとカゴメ株式会社は連携し、「若手従業員健康リテラシー向上プログラム」を2024年1月30日から提供することを発表しました。このプログラムは、若手社員が健康的な生活習慣を獲得し、社内コミュニケーションを円滑にすることを目指したものです。
プログラムの目的と内容
この新しいプログラムは、若者の健康状態やメンタルヘルス、そしてコミュニケーション能力を向上させることを目的としています。具体的には、食事、運動、メンタルヘルスという三つの側面からのアプローチを行います。特に、若者の多くが抱える食生活の乱れは、体調や集中力の低下に直結します。このプログラムでは、健康的な食生活を学ぶことで、就業継続を支援していきます。
1. 食事管理
プログラムの第一部では、カゴメが監修した「気づく、わかる、すぐ実践できる!野菜から始める食生活改善」という講義を行います。このセッションでは、「野菜と生活 管理栄養士ラボ®」の専門家が、野菜の栄養素や摂取の重要性、バランスの良い食事法について教えます。加えて、参加者は、簡単な機器「ベジチェック®」を使用して、自身の野菜摂取量を把握します。
2. コミュニケーション術の習得
続いての講義では、心理カウンセラーが担当し、「仕事が進みやすくなるコミュニケーション術」をテーマにした内容をお届けします。社内でのネットワーク構築の方法や、必要な情報を的確に取得する技術を学ぶことで、若手社員の成長を促します。
3. 心と体のケア
最後のパートでは、人気のヨガプログラム「カラダほぐすYOGA」が行われます。ストレッチや呼吸法、瞑想を取り入れたこのセッションは、心身の緊張をほぐし、深いリラックス感を得ることを目指します。プログラムを通じて、参加者はストレスを軽減し、免疫力の向上も期待できるでしょう。
企業理念の実践
ティップネスは、今後も企業の健康課題解決に向けた新たなサービスを展開していく方針です。企業理念である「健康で快適な生活文化の提案と提供」を実現し、従業員の働きやすい環境作りに貢献することに注力しています。このプログラムのさらなる展開にも期待が寄せられています。
まとめ
「若手従業員健康リテラシー向上プログラム」は、食事、コミュニケーション、運動を通じて、若者の健康を促進し、企業の活力を高めることを目指しています。企業が直面する離職率の問題を解決する一助となるこのプログラムに、今後も注目していきたいところです。企業の課題解決の新たなアプローチとして、ティップネスとカゴメの取り組みに期待が高まります。