AI運用クラウド「AiLiNK」の新展開
株式会社AiLiNKは、企業がAIを効果的に運用するためのクラウドサービス「AiLiNK」の有償PoC(実証導入)の募集を開始します。2026年9月16日からスタートするこのプログラムは、AI導入後の運用支援を目的としており、企業が抱える新たな課題を解決する手助けとなるでしょう。
サービスの背景
AiLiNKは、導入されたAIの活用状況を可視化し、企業のルールや人材育成に貢献することを目指しています。初期段階では、創業メンバーの経験から、実際に社内でAIを使う際の不安や疑問が多く寄せられていることが発端でした。そのため、AI導入には運用を支える仕組みが不可欠であると確信し、サービスが生まれました。
課題の洗い出し
2025年9月から8か月にわたり、全国の企業約2,000名へのヒアリングを実施。AI導入後の課題に関する実態を把握しました。実際の調査結果では、企業のAI活用状況に差がある中で、共通の問題点が多く確認されました。特に、導入は進んでいるものの、実際の活用や効果の実感が薄い企業が多いことが分かりました。
市場における位置づけ
公的機関のデータによると、2025年度には生成AIを導入する企業が44.0%に達した一方で、売上や利益に貢献する企業はわずか3.9%に留まっています。このことから、AI導入の広がりは見られるものの、実際の企業価値を創出するための活用が進んでいない実態が明らかになっています。
運用支援の重要性
AIの導入が進む一方で、運用の順序が従来の業務システムと逆になっています。社員がAIを使いながら、企業がその実態を把握するという新しい運用の形が求められています。AiLiNKは、利用現場からの情報を基に企業全体の運用を改善し、AIを最大限活用できる環境を整えます。
本サービスの特長
本サービスの利点は、社員が抱える不安や疑問をその場で解消できる仕組みが整っているところです。社員がAIを使用する際に「これは大丈夫か?」といった判断を求めることができ、企業側も活用状況をリアルタイムで把握できるため、無駄なコストを削減する手助けとなります。また、AIへの投資を判断する材料も提供されるため、経営者としての安心感も得られます。
有償PoCの概要
この度開始される有償PoCでは、参加企業に自身のAI活用の現状を把握する機会を提供します。応募対象は生成AIをすでに導入している企業で、AI活用の実態を知ることが重要です。募集期間は2026年9月16日から10月31日まで。成果に繋がるかを検証するため、実際のデータを基に効果を確認し、人材育成や社内ルールに活かしていくことが期待されます。
代表取締役の意気込み
「生成AIへのアプローチは企業によって異なります。その中で、AIを導入する以上はその先の運用をしっかり支え、経営をも支えるデータを提供していきたいと考えています。」と代表取締役の石川 凜氏は語ります。AiLiNKは、運用の課題に取り組み、企業とともに成長していく姿勢を貫いています。これからのAI導入企業の未来を、元気に切り開いていくことでしょう。