ゼロウェイストの挑戦
2025-10-02 13:12:26

東京に新たな試み、TOYOTA ARENA TOKYOでゼロウェイストへの挑戦が始まる!

TOYOTA ARENA TOKYOのゼロウェイスト挑戦



2025年に開業する新しいアリーナ「TOYOTA ARENA TOKYO」が注目を集めています。このアリーナは、東洋製罐グループとトヨタアルバルク東京が共同で運営し、特に“ゼロウェイスト”をテーマにしています。その一環として、画期的な「Re-CUPステーション」が導入されることになりました。この取り組みは、アリーナ内での飲料や食品用の包装容器を的確に分別し、全てをリサイクルすることを目指しています。

Re-CUPステーションの実態



「Re-CUPステーション」では、飲料用紙コップやペットボトル、食品用紙カップなど、10種類のごみを分別回収し、すべてリサイクルを行います。特に注目すべきは、アリーナ内での飲料用紙コップの水平リサイクルです。この日本初の試みでは、利用者が出した紙コップを再生パルプを25%使用して、新たな紙コップに生まれ変わらせることができます。

この方式により、飲料用紙コップの使用後も無駄がなく、リサイクルが実践されるのです。さらに、食品用紙カップにおいては、新しく「FF(Film Forming)カップ」を導入し、食べ終わった後のフィルムを簡単に分離可能に。これにより、今までリサイクルが困難だったカップも資源として実現可能になるのです。

アリーナ内の設備



新しいアリーナでは、全15ヶ所のリサイクルステーションが用意されており、そのうち7ヶ所にRe-CUP WASHERや専用の回収機が設置されています。来場者の退場動線を考えた配置で、視覚的な分別表現を採用。各種イベントに合わせて適切な資源が回収される仕組みが整えられています。また、アタッチメント方式の導入により、分別表記や投入口を簡単に変更可能にしています。

アスリートを通じて広がるサステナブルな姿勢



平岩玄選手がRe-CUP広報大使に再任されたことも注目すべき点です。彼はサステナビリティをテーマに、自らプロジェクトをリードし、アリーナからのメッセージを広げる役割を果たします。平岩選手は「選手・スタッフ・ファンの皆さんと協力して持続可能な未来に貢献していきたい」と強い意欲を示しています。

お客様との協力



「TOYOTA ARENA TOKYO」の成功は、訪れたすべてのファンの協力なしには成し得ません。
利用者に「あらう」「はがす」「わける」といった動作を促し、彼らがアクションを取ることを楽しむ環境を整えています。これにより、ただリサイクルをしなければならないという意識から、はやり「したい」と思える行動へと変えていくことを目指します。

持続可能な未来を共に



アリーナのゼロウェイスト実現に向けて、試行錯誤を続けながら、地域社会や企業の協力を仰ぎます。これにより、ファンや地域社会の一員として、持続可能な行動を共に進めていくことが期待されます。アリーナの魅力とともに、未来を見据えた循環型社会の構築を目指して、私たちも一緒に取り組んでいきましょう。

TOYOTA ARENA TOKYOが示す新たなスタンダードが、私たちの暮らしにも良い影響をもたらすことを期待しています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

関連リンク

サードペディア百科事典: サステナビリティ TOYOTA ARENA Re-CUP

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。