地域国際化を促進する第10回JET地域国際化塾を長崎で開催

地域国際化を促進する第10回JET地域国際化塾が長崎で開催

長崎県で「第10回JET地域国際化塾」が開催されることが発表されました。このイベントは、総務省と長崎県の共催により実施され、多くの外国青年と地域おこし協力隊などの地域づくり関係者が集まり、意見交換を通じて地域の活性化に貢献することを目的としています。

イベントの背景と目的

本事業はJETプログラムに基づき、外国からの青年たちが長崎県の地域づくりに参加し、地元の人々との交流を深めることを目的としています。このプログラムに参加する外国青年は、長崎県内で地域活動を行っている方々と直接意見交換を行い、地域の優秀な事例について学ぶ機会を得ます。また、視察や体験を通じて地域に対する理解を深め、地域国際化の取り組みにも参加することが求められています。

地域づくり関係者の方々にとっても、JET青年との交流を通じて新たな視点を得ることができ、さらなる地域活性化のアイデアを発展させるための機会となるでしょう。地域おこし協力隊の活動にも、このような国際的な視点が非常に重要な要素となります。

開催日程と場所

第10回のJET地域国際化塾は、2023年12月17日（水）から12月19日（金）までの3日間にわたって開催されます。開催地は長崎県内で、具体的には長崎市、大村市、波佐見町、西海市の各市町が予定されています。この地域を舞台に、国際的な視野を持つ青年たちとともに地域の発展を考える重要な機会です。

参加者と主催

今回のイベントには、JETプログラムに参加中の外国青年がおよそ80名程度参加する予定です。地域の自治体や地域づくりに関連する専門家たちも加わり、その数は約80名と見込まれています。このような多様なバックグラウンドを持つ参加者たちが集まることにより、広範な意見交換や新たな取り組みが生まれることが期待されます。

主催者は総務省と長崎県であり、これまでに8回以上開催されてきた実績があります。過去には、石川県や茨城県、青森県、宮崎県など、さまざまな地域で行われ、これらの地方でも地域づくりと国際交流が促進されてきました。