国際交流の新たな一歩
2025-04-13 02:10:16

岡山大学とタイ・シーマハサラカム看護大学の国際交流の新たな一歩を踏み出す

2025年3月26日、国立大学法人岡山大学にタイのシーマハサラカム看護大学が表敬訪問を行いました。この訪問は、岡山大学とシーマハサラカム看護大学、さらには関連機関との国際的な連携を強化する重要な機会となります。

この表敬訪問には、シーマハサラカム看護大学のSiranee Imnamkhao看護学部長と、同大学傘下のPraboromarajchanok InstituteのVichai Tienthavorn学長が参加し、岡山大学の那須保友学長と直接対話を交わしました。両大学は2009年3月から部局間協定を結び、学生や教員の交流を積極的に行っており、この関係が国際的な医療教育においての重要な基盤となっています。

Vichai学長は、今回の訪問を通じて、両大学の相互の関係を深化させるだけでなく、プライマリヘルスケア(PHC)分野での研究交流を拡大したいと表明しました。これは地域における医療の質の向上を目指すもので、双方にとって非常に有意義な方向性となるでしょう。この提案に応じて、那須学長は岡山大学がアセアン大学連合(AUN)との強固な協力関係を持つことを指摘し、このネットワークを利用してさらなる交流を促進していきたいと語りました。

岡山大学は、地域中核としての役割を果たしながら、特色ある研究大学として国際交流に力を入れており、タイとのネットワークは特に深いものがあります。この訪問によって、学生や教員のさらなる交流が推進され、教育や研究の面でのコラボレーションが強化されることが期待されています。

訪問団が岡山大学を後にする際のショットには、那須学長とVichai学長が笑顔で記念撮影をしている姿が見られ、両大学の友好関係の象徴的な瞬間として捉えられています。これからの展望として、両大学は医療分野での共同プロジェクトを立ち上げたり、研究発表を通じて成果を共有したりするなど、様々な形での協力関係を考えているでしょう。

また、岡山大学は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支持し、日本国内外からの交流を通じて地域社会の持続可能性にも貢献しています。教育研究の国際化は今後ますます進むと考えられ、その中で岡山大学が果たす役割は重要になります。

このように、岡山大学とシーマハサラカム看護大学との交流は単なる学術交流にとどまらず、国際的な医療界での新しい知見を共有し、さらなる発展が期待される事業となることでしょう。今後の展開に注目しながら、両大学の協力の深化がもたらす多くの可能性に期待が寄せられています。


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