新たな研究グループ「生成AI×人材育成研究グループ」発足
2026年1月、日本の人材育成を支えているMBK Wellness株式会社サイコム・ブレインズが主催する「生成AI×人材育成研究グループ」が新たに発足します。このグループは、10年以上の教育・研修分野の経験に基づいており、特定非営利活動法人デジタルラーニング・コンソーシアム (DLC) およびH&Sホールディングス株式会社と協力して活動するものです。
生成AIの利活用と教育改革
この研究グループは、教育や研修プログラムにおける生成AIの活用法について、ADDIEモデルに沿ったプロセスを全5回にわたり学ぶ機会を提供します。今回の第一回研究会は、2026年1月13日(水)に開催される予定で、具体的には「分析フェーズ」にフォーカスします。このフェーズでは、ニーズやペルソナの分析を通じて、生成AIがどのように教育環境に効果的に導入できるかを議論します。
参加者には、生成AIの利点を最大限に生かすための方法や、高速と質の両立を図るためのアイデアを深掘りする場となることが期待されています。
参加の詳細とプログラム
開催日時: 2026年1月13日(水)15:00-17:30
場所: MBK Wellness株式会社 サイコム・ブレインズラーニングセンター(東京都千代田区外神田1丁目18-13 秋葉原ダイビル7階)
定員は40名で、先着順での受付となり、定員に達し次第締め切られます。
プログラム概要
- ID理論に基づくAI活用の現状と今後について(武蔵野大学教授 鈴木克明氏)
- 大学の授業におけるAI活用状況と課題について(帝京大学講師 宮崎誠氏)
- 生成AIを用いた研修ニーズ分析の最新動向(H&Sホールディングス株式会社 COO 千葉佑介氏)
- - ワークショップ: 生成AIを用いたペルソナ作成や課題抽出演習(引き続き千葉佑介氏が担当)
さらに、この研究グループでは、今後もさまざまなテーマに基づいた研究と討論を進めます。
これからの展望
教育分野における生成AIの活用はこれからの時代にとって極めて重要であり、教育現場のさまざまな課題に対して革新的な解決策を提供できる可能性があります。具体的にこの研究グループでは、5回の研究会を通して、分析から評価まで、生成AIの利活用に関する標準的なモデルを共に確立していきます。
次回の第2回研究会は2026年3月にオンラインで開催予定であり、学習設計についての議論が行われる予定です。これらの活動を通じて、参加者同士が実務知識を共有し、生成AIの効果的な導入を図る場を作り出します。
今後も、教育とAIの統合を進めるための重要な活動を注視していきたいと思います。興味のある方は是非参加をご検討ください。詳細や申し込みは
こちらからご確認いただけます。