楽しい言葉遊び!絵本『ちゅんた きっぷ かった』の魅力
今、注目を集めている絵本『ちゅんた きっぷ かった』が、2025年6月5日に発売される予定です。この絵本は、言葉遊びの楽しさをたっぷりと味わえる作品で、特に小さなお子さま向けに作られています。著者はいしだみきさん、イラストは三木けんじさんが担当しています。
あらすじ
物語の主人公は、ネズミの「ちゅんた」。彼は湖でラッコやカッパと一緒に魚を釣る冒険に出かけます。その中で出会う単語たちが、ほぼ全て促音(「っ」)を含んでおり、声に出して読むことで、リズム感のある楽しい言葉遊びを体験することができます。「きっぷ」「かった」「リュックサック」といった言葉が、子どもたちを笑顔にし、興味を引き立てることでしょう。
声に出して楽しむ絵本
『ちゅんた きっぷ かった』最大の魅力は、リズムよく繰り返される言葉が、まるで音楽のように楽しめる点です。実際に声に出して読むことで、親子のコミュニケーションも豊かになります。また、子どもたちが自分自身で読む際、言葉を正確に発音できるか挑戦することで、楽しみながら発音や語彙力を鍛えることができるでしょう。
例えば、次のようなフレーズが作品の中に登場します。「ちゅんたきっぷかってリュックサックしょったちゅんたきっぷかって…」といったリズム感あふれる言葉が続き、思わず笑みがこぼれるように工夫されています。このような明るい言葉遊びが散りばめられた絵本は、きっとお子さまの心に楽しい思い出を残すでしょう。
作家の紹介
著者のいしだみきさんは、神奈川県出身で、大学では国文学を学びながら翻訳の趣味を持っていました。出版社での経験を生かし、絵本の編集職を経て、現在は翻訳業で活躍しています。彼女の独自の視点と感性が、『ちゅんた きっぷ かった』という作品に大きな影響を与えています。
イラストを担当する三木けんじさんは、多摩美術大学の卒業生で、数々の児童書の作画を手掛けています。彼の描く楽しいキャラクターたちが、物語に色を添える魅力的なビジュアルを提供してくれます。
書店員の皆様へ
『ちゅんた きっぷ かった』のゲラ(校了前の原稿)を読んでみたい書店員さまは、ぜひ「こどものほん編集部」の公式SNSアカウントにご連絡ください。これからの新しい絵本の楽しみを、いち早く体験していただけます。
公式Xはこちら
公式Instagramはこちら
結論
『ちゅんた きっぷ かった』は、親子で楽しむことができる言葉遊びが満載の絵本です。2025年の発売が待ち遠しい一冊で、ぜひお手元に置いておきたい作品です。お子さまが声に出して楽しむことで、言葉やコミュニケーションが広がること間違いなしです。