新事業創出の新たな芽を育むキックオフイベント開催
東京都は、企業内に眠るアイデアやノウハウを起業や新事業へと結びつける取り組みを進める「新事業発掘プロジェクト事業(GEMStartup TOKYO)」を実施しています。これは、大企業や民間企業で培われた知見を活かして、新しいビジネスの創造を支援するプロジェクトです。この度、プログラムスタートに先駆けて、キックオフイベントの開催が決定しました。
イベントの概要
イベントは令和7年8月20日(水)18時30分から20時30分まで、東京イノベーションベース(千代田区丸の内3-8-3)で行われます。参加費は無料で、オフラインとオンラインの両方で参加可能です。これは、新しいビジネスに興味がある企業に所属する方々にとって、貴重な交流の場と学びの機会となることでしょう。参加対象は、東京都内で起業や新事業創出を目指している方々や、本プロジェクトに関心を持つ方々です。
参加申し込みは、公式ウェブサイトからエントリーフォームを通じて行えます。応募期間は、令和7年7月17日から8月19日正午までです。ただし、オフライン会場の定員に達した場合は、オンライン参加をお勧めすることもありますので、注意が必要です。
充実したプログラム内容
イベントでは、起業家や企業関係者の実体験を通じて、新規事業やカーブアウトの可能性について深く掘り下げます。
基調講演
伊藤羊一氏(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部学部長)が登壇し、「アントレプレナーシップをもって踏み出そう」というテーマで講演します。アントレプレナーシップとは、起業家精神のこと。彼の経験から、挑戦する意義を語っていただく予定です。
パネルディスカッション
その後は、起業家たちによるパネルディスカッションが行われます。以下の方々がパネリストとして参加されます。
- - 長堀俊允氏(株式会社AgriweB代表取締役CEO)
- - 藤井康平氏(株式会社竹中工務店 技術本部リユース事業推進責任者)
- - 笠原健太氏(株式会社hootfolio代表取締役)
ファシリテーターは、
森若幸次郎氏(株式会社シリコンバレーベンチャーズ代表取締役社長兼CEO)が務めます。パネルディスカッションでは、「新事業創出のリアル~社内起業とカーブアウト、それぞれの可能性と選択肢~」というテーマで議論が展開されます。
参加者同士の交流
イベント終了後には、参加者同士が交流できるネットワーキングの時間も設けられています。これは、新たなビジネスのチャンスやコラボレーションを探る上で、非常に有意義な時間となるでしょう。
GEMStartup TOKYOとは
「GEMStartup TOKYO」は、東京都が大企業で培われた知識や経験を生かして、新規事業や起業を支援するためのプログラムです。起業家やベンチャーキャピタリスト、各分野の専門家と連携し、参加者の事業化をサポートしています。今後の東京のビジネスシーンにおいて、注目を集める取り組みといえるでしょう。
詳しくは、公式ウェブサイト(
https://gemstartup.metro.tokyo.lg.jp/)をご覧いただき、興味のある方はぜひご参加を検討してください。