松本での新たな観光の形
長野県の松本市は美しい景観と豊かな文化を兼ね備え、観光客にとって魅力的なスポットです。しかし、近年の観光ブームの中で「名所の短時間巡り」が主流となり、地域の深い魅力や文化に触れる機会が失われている現状があります。そこで、株式会社SAGOJOと山荷葉は、松本市において訪日外国人向けガイドを育成するプログラム「松本ローカルガイド養成プログラム」を立ち上げました。
プログラムの概要
このプログラムは、3ヶ月間、松本に滞在し、地域の職人や文化に触れながら「ローカルガイド」となるための実践を積む内容です。特に、松本の背後にそびえる北アルプスや美しい清流、そして技術を受け継ぐ職人たちとの出会いが重要な要素となります。プログラム参加者は、松本の奥深い魅力を伝える役割を担います。
プログラムの進行ステップ
STEP 1:インプット & 分解
参加者は、山荷葉が作成した街歩き体験プランを通じて、ガイドとして必要な基礎知識を習得します。ルート設計や安全管理、トーク術、英語案内などを実際に体験しながら学びます。
STEP 2:企画 & アレンジ
「自分が伝えたい松本」をテーマに、独自のガイドプランを設計します。カフェや路地、少し変わった視点からのアプローチも重要です。
STEP 3:実践 & 改善
モニターツアーを行い、参加者や旅行者からのフィードバックを受けて内容を改善します。この実践を繰り返すことで、より洗練されたガイドが育成されていきます。
STEP 4:商品化 & 発信
完成したプランは、観光案内所や宿泊施設と連携し、実際のサービスとして提供されます。
募集概要
「松本ローカルガイド養成プログラム」の参加者を募集中です。求められるのは英語で旅行者をサポートでき、3ヶ月間松本での生活が可能な方です。報酬は月額150,000円に加え、有料ガイドとしての成果報酬もあります。
プログラム後の展開
プログラムが終了した後も、参加者はプロガイドとして関与することができます。また、松本に根ざした新しい暮らし方や働き方へもつながるチャンスが広がっています。
コメント
株式会社山荷葉の笠井代表は「松本は“ちょうどいい場所”といわれるように、自然と都市が共存している地域です。このプログラムを通じて、旅人が地域の魅力を伝える架け橋になってもらいたい」と意気込みを語ります。
また、SAGOJOのスガ氏も「このプロジェクトを通じて、旅行者が持つ独自の視点を最大限に活かし、松本の新たな魅力を発見することを楽しみにしている」とコメントしました。
まとめ
松本での「ローカルガイド養成プログラム」は、新しい形の観光体験を提供するチャンスです。地域の魅力をより多くの人に伝えるために、あなたもこのプログラムに参加してみませんか?地元の魅力を感じ、自らの手で発信していくことができる貴重な機会です。