学生との共創で教育の未来を切り拓く最終報告会
2024年12月6日、ハーモニープラス株式会社は本社で「第1回学生協働プロジェクト最終報告会」を開催しました。本イベントでは、学生が主体的に参加し、学びの成果を可視化するための新たなアイデアが共有されました。このプロジェクトは、プロジェクト・エニー(運営代表:糸井達哉)との協力により、学生の意見を取り入れながら、学修成果MOEの価値向上を目指しています。
プロジェクトの背景と目的
ハーモニープラスは「学生が主役」という理念のもと、学生との共創を通じて、実践的なサービス改善を実現することを目的としています。プロジェクト・エニーが提供する「社会実践プログラム」を活用し、学生の「学修成果MOE」をより価値あるものに変える取り組みです。
このプロジェクトのユニークな点は以下の3つです:
1. 学生が中心となって意見を出し、マーケティングを行う。
2. 大学が直面する学修成果可視化の課題を反映し、実践的な検討を行う。
3. 教育現場での実装を意識したアイデアを提案。
MOE(学修成果の可視化ツール)は、学生が自己成長を感じられる設計となっており、単なるデータ可視化にとどまらず、彼ら自身の学びを振り返られるサポートを提供します。
参加学生とその成果
プロジェクトには以下の大学から選ばれた多様な学生が参加しました:
北海道大学、獨協大学、東洋大学、成城大学。それぞれ異なる専門分野を持つ学生たちが、具体的な課題解決に挑戦しました。
具体的な活動としては、ユーザーインタビューを行い、リアルな課題を抽出。ペルソナ分析を用いて、学生ごとのニーズをはっきりと整理しました。この過程があったからこそ、より実用的で学生の実態に即したサービス設計が可能となったのです。
提案された改善アイデア
最終報告会では、学生チームから魅力的な提案がいくつか発表されました。特に以下の3つの方向性が印象的でした:
- - サービス利用を促進する新しい接点の創出方法。
- - 学生目線での使いやすさを追求した操作性の向上案。
- - 魅力あるプロモーション施策の方向性。
これらの提案は、単なるツールの利便性を超え、学生の学びを支えるための仕組みとして高く評価されました。
今後の展望
ハーモニープラスは、本プロジェクトで得た知見を基に、MOEのさらなる発展を目指しています。特に、AIを活用した個別最適化学習機能の開発を計画しています。
また、大学との連携を強化し、より多くの教育現場に実装できるよう努めていきます。学生のフィードバックを定期的に取り入れるためのワークショップも開催し、MOEをインタラクティブな学びのプラットフォームへと進化させることを目指します。
まとめ
最後に、プロジェクト責任者の秦は「プロジェクト・エニーとの連携により、学生から多くの刺激と新しい視点を得ました。教育現場に実用的なサービスを提供し、今後も学生と共に新たな可能性を探求していきたい」と語っています。学生協働プロジェクトを通じて、学生の成長をサポートし、教育の質向上を図るチャレンジがこれからも続いていきます。