神山町の女性たち
2025-06-22 10:34:34

徳島県神山町に移住した女性たちの暮らしを描いた新刊『まちは暮らしでつくられる』

地方創生のモデルとなる神山町の女性たち



2025年6月25日に、晶文社より新刊『まちは暮らしでつくられる――神山に移り住んだ彼女たち』が発売されます。この本は、徳島県の神山町に移住した女性たちのインタビューをまとめたもので、彼女たちの暮らしの実情を深く掘り下げています。

神山町の魅力


徳島県神山町は、清流・鮎喰川に恵まれた自然豊かな地域です。この地域は人口減少問題に直面する中で、地方創生に向けたさまざまな取り組みが進められており、特に女性たちが移り住むことで注目を集めています。彼女たちがこの地を選んだ理由は多種多様ですが、共通する思いがあるようです。

生活の中の気づき


本書の著者である杉本恭子さんは、神山町に通い続けて10年近くになり、そこで出会った女性たちの声を丁寧に紡いでいます。彼女たちが語る日常の一コマ一コマは、地方創生やまちづくりのあり方に新たな視点を与えています。「まちは一人ひとりの暮らしでつくられている」という言葉は、読者に自分自身の生活や人生を見つめ直す機会を提供します。

インタビューを通しての発見


本書には、さまざまなバックグラウンドを持つ女性たちの物語が登場します。彼女たちはそれぞれの人生の選択を経て神山町にたどり着き、そこで新たな発見と出会いを経験しています。掲載されているインタビューは、彼女たちの個々の人生がどう神山町と結びついているのかを示しており、読者に深い感銘を与えます。

多様な章立て


目次は以下のようになっており、各章で神山町の生活史やコミュニティの深さについて探求しています。
1. 川を背骨にしたまち
2. 山と人の暮らしをつなぐ
3. 関係性をかきまぜるアート
4. 神山の人たちに受け入れられて
5. 「食べる」を真ん中に暮らす
6. 育てるではなく、育つ場をつくる
7. まちのコモンズとなる場所

著者の背景


杉本恭子さんは大阪出身で、同志社大学の大学院を修了後、ライターとして活動を展開しています。彼女は、自治的な場やアジールとしての空間に強い関心を持ち、多くのコミュニティに耳を傾けてきました。

発売情報


『まちは暮らしでつくられる』は、380ページにわたるボリュームで、定価は2,200円(税込)です。神山町の女性たちのリアルな声を知ることができる貴重な一冊となっています。

これからの地方創生に向けて


地方創生の成功例として、神山町が示しているのは、一人ひとりの暮らしが大切にされ、支え合うことの大切さです。本書を通じて、これからの地方の未来について考えるきっかけを得ることができるでしょう。ぜひ手に取って、その魅力を感じてみてください。


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