三井物産デジタル・アセットマネジメントが実現した初の早期償還
三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社(以下「MDM」)は、運用しているデジタル証券ファンド「三井物産のデジタル証券~浅草〜(譲渡制限付)」を早期償還し、その結果を公表しました。これは採用中の資産運用サービス「ALTERNA(オルタナ)」で初めての償還事例となります。
投資成果の詳細
本ファンドは、2023年5月から提供を開始し、最終的には不動産等の売却益(キャピタルゲイン)により、投資者に対して高いリターンをもたらしました。当初の発行価格1口(100,000円)に対して、償還時には1口当たり合計107,644円が分配され、実質的な年利回りは6.1%という結果になりました。この数値は、募集時に予想された年利回り4.3%を大きく上回ります。
運用期間は本来約5年を予定していましたが、約1.3年での早期償還となりました。これは、利回りを最適化するために早期の売却が必要と判断されたためです。
デジタル証券の概念
デジタル証券とは、近年の改正金商法に基づいて定義されたもので、ブロックチェーン技術によってトークン化された資産を利用したものです。この新しい市場は急速に成長を続けており、2025年には発行額が2,000億円を超える見込みです。
ALTERNA(オルタナ)での投資機会
オルタナは、都心の大型不動産やインフラに簡単に小口で投資できるサービスです。スマートフォン一つで、実物資産への投資を実現し、個人投資家にも新たな選択肢を提供しています。特に、10万円から開始できるため、従来は機関投資家向けだった安定収入を生む資産に個人がアクセスできるようになりました。
このような新しい資産運用の方法は、貯蓄から投資へと人々の考え方をシフトさせる重要な役割を果たすでしょう。
企業の成長と採用活動
MDMは事業の拡大に合わせて、新しい人材を求めて採用活動を強化しています。将来的な成長に向けた取り組みとして、様々な職種へのエントリーを受け付けています。興味がある方は公式ウェブサイトをチェックしてください。
会社の概要
MDMは、不動産やインフラといったオルタナティブ資産の取得や運用、そこから派生したデジタル証券の販売を一貫して行っています。今後もデジタル技術を活用し、資産運用の新たな選択肢を広げていく方針です。
本社は東京都中央区にあり、設立は2020年4月。AI技術などを駆使し、多様なニーズに応える資産運用サービスを提供しています。これにより、将来の安定した資産形成を目指す皆様に新しい機会を提供していきます。詳細な情報は、公式ウェブサイトや各種SNSで随時発信しています。