新卒エンジニアの挑戦
2025-07-25 14:13:02

新卒エンジニア、試走会で「ETロボコン2025」への挑戦を開始

新卒エンジニア、試走会で「ETロボコン2025」への挑戦を開始



株式会社ゼネテックは、2025年4月に新卒エンジニア6名を主軸とした開発チームを結成し、「ETロボコン2025」の公式試走会に参加しました。今回の試走会は、 competitionの前の重要なステップであり、チームの初めての現場デビューとなりました。

ETロボコンとは



2002年から続くETロボコンは、日本国内における教育型ロボットコンテストの中で最大級の規模を誇るイベントです。2025年度には全国199チーム、プライマリークラスでは129チームが参加予定です。この競技は「走行スピード」と「安定性」を基準にした競技成績と、設計力を評価するモデル成績の二軸から成り立ち、単なるプログラミングの技術に留まらず、プロジェクトマネジメントやチームビルディング能力も鍛えられる場なのです。特に、当社は2018年からこのイベントに参加し続けており、全国ブロンズサポーターとしても支援を行っています。

現場力を鍛える試走会



今回の試走会は、出場するチームにとって実際の競技に向けた貴重な機会です。この試走会では、ロボットを使った走行やプログラム動作を事前に検証し、実際の競技環境での“失敗と挑戦”を重ねることでプログラムの最適化やトラブル対応力を向上させ、自らの現場力を実践的に鍛えます。座学や模擬練習では得られないリアルな経験が、エンジニアにとって何よりの学びとなるのです。

新卒エンジニアによる開発チームの取り組み



新卒エンジニア6名で構成された開発チームは、走行ルートの調整からプログラムの実装、さらにはトラブルシューティングまで、自らの手で全てを実行します。日常的には社内で必要なサポートを受けながら活動していますが、試走会においてはすべての支援を自らで行い、実力を試す重要な機会でした。

試走会では、予想外のシステムフリーズや走行ルートの微調整が求められ、チームはそれぞれの役割を果たしながら、限られた時間の中で知恵を出し合うことを強いられました。ログの徹底分析と改善を繰り返す中で、最終的には全員で協力して課題を克服することができました。このように、机上では得られない“生きた現場力”を身につける機会となったのです。

開発チームを支える体制



ゼネテックでは、若手エンジニアが挑戦しやすくする環境づくりのため、各部門代表者による実行委員会やオブザーバー、メンターを設置しています。この全社的なサポート体制は、長年の現場主義の賜物であり、特にIT人材の不足が課題となる今、若手への実践的投資が企業の競争力を高めるための重要な戦略と考えています。

開発チームリーダーのコメント



リーダーは試走会を振り返り、先輩社員のサポートなしに直面した様々な課題や意見の相違について言及しました。「プログラムが期待通りに動かず、全員での話し合いや意見の衝突もありましたが、それを乗り越えて一つの解決策にたどり着きました。この経験を通じて、技術力だけでなく、現場での柔軟な対応力やチームとしての成長を実感しました」と語っています。

これからの展望



公式試走会への参加は、新卒エンジニアにとって「ETロボコン2025」本大会への一歩となる重要な経験です。株式会社ゼネテックは、今後も若手エンジニア一人一人の成長を全社で支える姿勢を持ち続け、ものづくりの未来を担う人材の育成に注力し続けます。

ゼネテックについて



社名: 株式会社ゼネテック
設立: 1985年7月1日
代表者: 代表取締役社長上野 憲二
本社所在地: 東京都新宿区西新宿6-5-1新宿アイランドタワー25F
事業内容:
  • - ソフトウェアとハードウェアを融合させたシステムソリューション
  • - 3D-CAD/CAMシステム「Mastercam」や3Dシミュレーションソフト「FlexSim」、製品ライフサイクル管理ソフト「Windchill®」を用いたエンジニアリングソリューション
  • - 災害時位置情報アプリ『ココダヨ』を中心に展開するGPS事業
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