上川隆也、赤穂訪問
2025-11-07 20:22:32

舞台『忠臣蔵』の上川隆也、赤穂を訪れ義士を偲ぶ

大石内蔵助を演じる上川隆也が訪れた赤穂



俳優の上川隆也が、舞台『忠臣蔵』の主役である大石内蔵助を演じるにあたって、11月7日に赤穂を訪れました。この訪問は、作品ゆかりの地に足を運ぶことで、役作りの一環となります。本記事では、上川の赤穂での体験や、義士たちに対する思いを紹介します。

大石神社での祈願



最初に彼が向かったのは、大石内蔵助が祀られる大石神社です。ここで上川は、舞台の成功と関係者の健康安全を祈願しました。手を合わせて厳かに玉串を捧げた彼は、「初めて赤穂に来たことが、本当に良かった」と語りました。その言葉には、歴史的背景と大石内蔵助を演じることの意義が込められています。

上川が赤穂浪士の討入りから323年の時を振り返りながら生まれた感慨は、訪問先の神社だけに限らず、赤穂の地全体に深い想いを向けていました。

義士史料館と宝物殿



その後、上川は義士史料館や宝物殿を訪れ、貴重な資料や古文書、武具の展示を見学しました。「多くの展示物を前にして、赤穂の人々が四十七士を誇りに思い、守り続けてきた文化を感じた」とし、彼の目には感慨が伺えました。

赤穂大石神社は旧赤穂城内にあり、近くには大石内蔵助の長屋門も残っています。ここでも、実際に彼が通ったであろう門を眺め、300年前に思いを馳せる上川の姿が印象的でした。

花岳寺での祈り



次に、上川は浅野家の菩提寺である花岳寺を訪れ、大石内蔵助を含む四十七士の墓所に手を合わせました。彼は、義士たちの戒名に使われる「刃」の文字に触れ、「彼らの覚悟は今も私たちに伝わってくる」と語りました。

このように、赤穂を巡ることで、彼の心は次第に引き締まり、稽古への意識が高まっていった様子がうかがえます。上川は「(赤穂を訪れたことで)内蔵助の深謀遠慮に納得がいった」とし、土地への愛情が自らの役作りの基盤になると述べました。

『忠臣蔵』の魅力を伝えたい



また、上川は若い世代のために『忠臣蔵』に対する新鮮な視点を提供したいとも話し、「多くの人々がこの作品を通じて何かを感じてくれたら嬉しい」と願っていました。

最終的に、彼は「大石内蔵助を演じる中で、義士たちの大切さを忘れず、自らを貫いた人たちへの感謝を持っていたい」と言葉を締めくくりました。

舞台『忠臣蔵』は、2025年12月12日から東京・明治座で幕を開け、その後名古屋、高知、富山、大阪、新潟と巡業します。詳しい情報は公式サイトで確認できますので、是非足を運んでみてください。


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