新種恐竜発見
2025-07-11 09:57:44

東京の若手研究者が新種のティラノサウルスを発見!?その舞台裏とは

新たなティラノサウルスの仲間の登場



ティラノサウルス類の新種『カンクウルウ』が、2025年6月11日付けの英科学誌『Nature』にて発表されました。この新たな恐竜は、北海道大学とカナダのカルガリー大学からなる国際研究チームによって紹介され、モンゴルの白亜紀後期(約9000万年前)の化石が重要な役割を果たしています。発見の背景やに関わった日本人研究者の功績について詳しく見ていきましょう。

新種の特徴


『カンクウルウ』はモンゴル語で「王子の竜」という意味を持ち、ティラノサウルスの幼体に似た特徴を持っています。その見た目は、進化の過程においてティラノサウルスの祖先にあたると考えられ、恐竜の進化を探るための新たな手がかりとなることが期待されています。

堤裕規さんの研究経緯


中央開発株式会社の技術部に所属する堤裕規さんは、2021年から北海道大学大学院にて恐竜研究を開始しました。彼は修士論文で、モンゴル科学アカデミーの古生物学研究所にて実際の標本を観察し、アレクトロサウルスとの違いを見出しました。これにより、これまで曖昧だった新種の存在意義を明確化し、共著者として『カンクウルウ』という新たな恐竜の命名に成功しました。

研究の進展と挑戦


堤さんの研究は、コロナ禍の影響を受け、初めは文献調査を基に行われましたが、フィールドワークを通じて新たな発見に至ることができました。特に、2023年にトーマス・カー氏がアレクトロサウルスに関する詳細な記載を公開したことが、堤さんの研究結果に大きな影響を与えました。彼はこの経験を通じ、自身の研究に対する自信を深めたと語っています。

学術界での評価


堤裕規さんは、大学卒業後に資格も取得し、現在も研究を続けています。大学教授の小林快次氏と共に新種の命名に関与し、国内外の研究者たちからも注目を集める存在となっています。これは、彼の努力と情熱の賜物です。また、彼は業務にも早速活用できる学びを得たと喜びを語っています。

まとめ


今回の新種発見は、若手研究者たちの未来の可能性を示すものでしょう。多くの人がこの『カンクウルウ』に注目し、恐竜の進化に関する新たな理解が深まることが期待されます。中央開発株式会社も引き続き、こうした研究を支援し、科学の発展に寄与していくことでしょう。

今後の研究成果や新たな発見に注目です!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 中央開発 カンクウルウ 堤裕規

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。