あいち銀行のホームページに「フェアナビ」でバリアフリー化を導入しました

あいち銀行がフェアナビを導入

愛知県を拠点に展開する地域金融機関、あいち銀行がこの度、ウェブサイトのアクセシビリティ向上のために「フェアナビ」を導入しました。これは株式会社KANNONによって開発されたサービスで、ウェブページのバリアフリー化を劇的に簡素化します。あいち銀行の目的は、地域社会の繁栄への貢献です。この導入は、そのための重要な第一歩となります。

フェアナビとは何か

フェアナビは、ウェブアクセシビリティにおいて高い効果を発揮するサービスです。導入は非常にシンプルで、契約後に発行される1行のコードをウェブサイトの所定の位置に貼り付けるだけで完了します。また、WordPressやSTUDIOなどのノーコードツールにも対応しており、技術的な知識がない企業でも簡単に導入が可能です。この方法により、ウェブサイトのバリアフリー化にかかる「質」「期間」「費用」の三拍子を見事に削減し、すぐに効果を実感できるのです。

あいち銀行とKANNONの連携

あいち銀行のこの取り組みは、株式会社KANNONが提供するこの「フェアナビ」サービスを通じて実現されました。KANNONは「情報格差をなくす」というミッションのもと、地域社会へ有益なサービスを提供する企業です。この協力により、あいち銀行はより多くの人々がウェブ上での情報をスムーズに利用できる環境を整備しようとしています。今後も、KANNONとあいち銀行はパートナーシップを強化し、地域経済の発展に寄与する活動に注力していく所存です。

ウェブアクセシビリティの重要性

近年、ウェブサイトのバリアフリー化はただのトレンドではなく、法律においても義務化されます。令和6年4月1日に施行される障害者差別解消法の改正により、ウェブサイトのアクセシビリティについては全事業者に「合理的配慮の提供」が求められることになります。すなわち、すべての人が平等に情報を得られるようにすることが求められています。これにより、あいち銀行は法律に即した形で、より多くのお客様にサービスを提供できるようになります。

地域経済の活性化に向けて

あいち銀行は、愛知県を中心に店舗網を拡大し、地域の中小企業や個人向けの金融サービスを充実させてきました。地域経済の活性化は、彼らの重要な使命の一つです。そして、デジタル化の進展やスタートアップ支援にも積極的な姿勢を見せており、愛知県が推進するオープンイノベーション施設『STATION Ai』にも関与しています。これによって、地域のスタートアップ企業とも共創を目指す活動を行い、イノベーションの促進に寄与しています。