株式会社Whitebell、特許調査AI「PatVisor」の総代理店契約を締結
東京都墨田区に本拠を置く株式会社Whitebellは、AIVisor株式会社が開発した特許調査AI「PatVisor」の総代理店契約を締結したことを発表しました。これにより、2026年7月16日以降、国内での販売とその代理店網の構築を開始する予定です。
特許調査の課題とWhitebellの取り組み
製造業において特許調査は、新製品の開発に先立つ重要なステップです。特に、中小や中堅企業においては、専門的な人材やリソースが不足しているため、調査プロセスが長年にわたり課題となっています。Whitebellはこれまで、クラウド型の個別原価管理システム「Cosmil」を提供し、製造業の現場と密接に連携してきました。この知見を生かし、AIVisor社と協力して、特許調査を簡素化し、製造業の知的財産管理を支援するPatVisorの普及を図ります。
PatVisorの特長
PatVisorは特許調査に特化したAIエージェントであり、ユーザーが特定の特徴文や公報番号を入力することで、AIが自動的に特許の内容を分析します。これにより、特許侵害リスクの評価やその根拠が明確に示されます。従来の複雑なキーワード選定や検索式を必要とせず、出願前調査やFTO調査、侵害予防調査、無効資料調査の支援を行います。これにより、企業は迅速かつ的確な意思決定ができるようになります。
Whitebellの役割と今後の展望
Whitebellは総代理店として、PatVisorの直接販売に加え、全国の販売代理店網を構築し、その支援を行います。特に、製造業向けITの導入支援で得た知見を基に、導入から活用定着まで一貫したサポートを行う予定です。また、2026年10月14日から16日まで、マリンメッセ福岡で開催される「モノづくりフェア2026」にAIVisor社と共同出展することも決定しています。このイベントは、特許調査の新技術とその実践例を多くの企業に知ってもらう貴重な機会となることでしょう。
AIVisor社のコメント
AIVisor株式会社の代表取締役社長、王 亮氏は、PatVisorの開発目的について「特許調査に必要な専門性と工数の壁を下げ、多くの企業が知財情報を事業の成長に活用できる環境を目指している」と説明しています。また、製造業の現場に深い知見を持つWhitebellとの連携が、中小・中堅製造業を含む幅広い企業への導入支援を強化し、日本企業の技術開発と知財活用に寄与することを期待しています。
会社概要
株式会社Whitebellは、2026年4月に設立され、クラウド型個別原価管理システム「Cosmil」の開発・提供や製造業向けのITアドバイザリーを展開しています。今後はPatVisorを通じて製造業の知財実務を支援する姿勢を強化していくことでしょう。
これからの製造業の発展に大きく寄与するであろうWhitebellとAIVisor社の取り組みに、注目が集まります。