セブン‐イレブンが挑戦した大阪万博での未来型店舗の取り組みとは

セブン‐イレブンが挑戦した未来型店舗の取り組み

2025年の大阪・関西万博において、株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、「セブン‐イレブン西ゲート店」と「セブン‐イレブンウォータープラザ店」の2店舗を運営しました。この期間中、164万人以上のお客様が来店し、特におにぎりの販売数では全国の店舗の中で最も高い数字を記録しました。ここでは、セブン‐イレブンが実施した未来型店舗の取り組みや、得られた成果について詳しく紹介します。

おにぎり販売数が日本一の実績

万博期間中、西ゲート店におけるおにぎりの販売数量はおおよそ759,000個に達し、特に「手巻おにぎりツナマヨネーズ」や「手巻おにぎりしゃけ」が人気を集めました。また、お店で焼いた商品も好評で、売上が394,000個に上りました。これらの販売実績は、セブン‐イレブンが提供する商品の魅力を感じさせるものでした。

環境への配慮と持続可能な取り組み

セブン‐イレブンは、持続可能な社会の実現に寄与するため、さまざまな環境施策を実施しました。店舗での「脱炭素」や「持続可能な調達」において、博覧会協会からの評価を受け、表彰されました。具体的には、次世代グリーン冷媒の導入や、B100燃料を用いた配送など革新的な取り組みが評価されました。

環境に優しい具体的な取り組み

次世代グリーン冷媒: CO2排出量削減に貢献し、食品流通事業において世界初の採用。
B100燃料の活用: 食用油を回収して再利用し、店舗への配送に役立てる。
資源循環プログラム: 顧客が持ち込んだプラスチック容器を回収し、資源として再利用。

新たな買い物体験を提供

セブン‐イレブンでは、体験型のサービス提供にも力を入れています。店内では“できたて”の食品を提供するカウンターが設けられ、顾客は発券機での注文を通じて新たな体験ができるようになっています。また、アバターロボットを用いた遠隔接客も実施され、スタッフ不足への対策も進められています。

買い物体験の強化

“できたて”を強調したカウンター商品: 焼きたてクッキーやマルゲリータなどの新商品。
アバターロボットによる接客: 先進技術を活用し、遠隔地とのつながりを強化。
デジタルサイネージ: 店内や外部に大型サイネージを設置し、情報発信を行います。