テクノロジーが変える不動産取引の未来
イタンジ株式会社がこのたび、リーシング・マネジメント・コンサルティングの「2025年のトレンド分析」において、賃貸不動産仲介会社の利用率No.1を3年連続で獲得したことが発表されました。この結果は、同社の提供する4つのサービス、「内見予約くん」、「申込受付くん」、「電子契約くん」、そして「ノマドクラウド」によるものです。
調査の背景と結果
本調査は2025年1月9日から1月22日の期間、首都圏1都3県で275名の賃貸不動産仲介担当者を対象に行われました。特に注目すべきは、以下の利用率です。
- - 内見予約くんの利用率:93.8%
- - 申込受付くんの利用率:94.5%
- - 電子契約くんの利用率:84.7%
- - ノマドクラウドの利用率:40.0%
これらの数字は、イタンジのサービスが賃貸業界においてどれほど重要な役割を果たしているかを示しています。
各サービスの特徴
内見予約くん
「内見予約くん」は、利用者が24時間365日、内見を予約できるシステムです。この自動化された仕組みにより、仲介会社の業務は効率化され、予約の重複などのトラブルを未然に防げます。また、宅建業を許可されていない不正業者のチェック機能も搭載しており、業界の透明性向上に寄与しています。
申込受付くん
「申込受付くん」は、入居希望者がWeb上で必要な情報を入力し、賃貸管理会社や仲介会社、保険会社などに申込情報を効率的に伝達するシステムです。年間約107万件の賃貸物件が申込受付くんを通じて処理されており、テクノロジーによる業務の効率化が進んでいます。
電子契約くん
賃貸契約の締結をオンラインで完結できるのが「電子契約くん」です。これにより、入居希望者は煩雑な手続きを省略でき、迅速な契約が可能となります。さらに、契約書の電子データ化によって、偽造や不正アクセスのリスクを軽減し、安全性も確保されています。
ノマドクラウド
「ノマドクラウド」は、賃貸不動産仲介会社向けの営業支援システムです。自動で物件情報を提案する機能や、顧客管理が容易にできるツールを備えており、全国の約2000店舗で導入されています。これにより、仲介業務の効率化と顧客とのコミュニケーションの質が向上しています。
ひとつの目標に向かって
イタンジの目指すところは、不動産業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進です。テクノロジーを駆使したサービスによって、業界の課題を解決し、入居者や業者にとっての利便性を高めることを追求しています。これからもイタンジのサービスが、より多くの人々に恩恵をもたらしていくことが期待されています。
会社概要
イタンジ株式会社は、東京都港区に本社を構え、2012年に設立された不動産テック企業です。代表の永嶋章弘氏のもと、テクノロジーを活用して不動産取引を円滑にするサービスを展開しています。現在の主力サービスは「ITANDI BB」と呼ばれるリアルタイム不動産業者間サイトです。ビジネスの効率化だけではなく、これからの賃貸市場において重要な役割を果たす企業として、業界から注目を集めています。
イタンジの新しい取り組みや詳細に興味を持った方は、ぜひ公式ウェブサイトを訪れてみてください。