女子中学生向けワークショップで描く未来のキャリアとAI体験

東京都は、次世代のデジタル社会を担う子どもたちに向けた「とうきょうこどもクリエイティブラボ（通称：くりらぼ）」として、誰でも気軽にデジタル体験を通じて創造性を育むプロジェクトを進行中です。令和7年度の第6弾として、デジタル分野に興味を持つ女子中学生を対象にした特別なワークショップが開催されます。このイベントでは、将来のキャリアや進路選択の幅を広げる貴重な機会が提供されます。

ワークショップの構成

このワークショップは、第1部と第2部の2つのセッションから成り立っています。第1部では、社会で活躍している女性社員をパネリストに迎えたパネルディスカッションを行います。彼女たちのリアルな経験やキャリア観を通じて、参加者自身の将来や進路を考えるきっかけを得ることができます。パネリストとの意見交換も行われ、仕事の魅力について深く触れることができる貴重な時間です。

第2部では、生成AIを活用したチャットボットの開発ワークショップが行われ、多くの女子高校生や大学生が参加者をサポートします。この新しい技術に興味がある中学生たちは、デジタル創作の楽しさを体感しながら、自らのアイディアを形にすることができます。

詳細な内容

第1部: 未来を描くヒントを見つけよう

パネリストには、三菱総研DCS株式会社とソニー・ミュージックエンタテインメントで活躍している女性社員が登壇します。彼女たちは、自身のキャリア形成に関する実体験を基に、参加者に対して将来の職業や必要なスキルについて率直に語ります。このディスカッションを通じて、参加者は自分の進路についてより具体的に考える機会を得ることができます。

第2部: アイディアをカタチにするデジタル創作体験

このセッションでは、実際に生成AIを使ってチャットボットの開発を体験します。最初に、各グループでチャットボットのアイデアを出し合い、その後、生成AIを用いて具体的なコンセプトを決定します。プロンプトの書き方や生成AIの活用方法を学びながら、参加者自らが作り上げる楽しさを体験します。

チャットボットの開発では、実際に動作する製品を試したり、他の参加者からフィードバックを受けることで、ワークショップの中で学んだことを実践的に活かすことができます。