ゼロCO2ペーパー新展開
2025-06-20 11:20:09

環境に優しい「ゼロCO2ペーパー」を広める新パッケージ用紙登場!

環境に優しい「ゼロCO2ペーパー」を広める新パッケージ用紙登場!



2023年6月にスタートした「ゼロCO2ペーパー」は、発売から2年で累計50トンのCO2オフセットを達成しました。このペーパーは、日本の林業を支援し、環境保護に貢献することを目指しており、最近新たにパッケージ専用紙「GXアイボリー片面-FS」の発売を発表しました。これにより、印刷物だけでなく、商品パッケージを通じても企業の環境意識を高めていくことが可能になります。

累計50トンのCO2排出オフセットが実現



「ゼロCO2ペーパー」は、印刷物の製造過程で発生するCO2を、森林保全活動から得られるカーボンクレジットでオフセットし、実質的にCO2排出をゼロにする取り組みです。2023年の発売以来、多くの企業がこの試みに賛同し、2025年6月には累計オフセット量が50トンを突破しました。これは、日本のスギの木約5,680本が1年間で吸収する量に相当します。

この成果は、企業と個人が協力して脱炭素社会の実現に向かうための新たな一歩であり、林業への支援も同時に行うことができます。

新商品「GXアイボリー片面-FS」の登場



「GXアイボリー片面-FS」は、環境に配慮した高級パッケージ用紙として、FSC認証を受けた蛍光染料不使用の片面コートアイボリーです。コート面の美しい白さと、ノーコート面の自然な質感が特徴で、高級化粧品や食品のパッケージに最適です。この商品名に込められた「GX」は、企業が脱炭素社会に向けての変革を進めることへの強い願いを表しています。

社会課題解決への取り組み



日本の森林は多くの価値を持ちながらも、担い手不足や国際競争の影響で多くの森林が手の届かない状態にあります。また、企業にはサプライチェーン全体での環境負荷削減が求められています。「ゼロCO2ペーパー」は、この二つの社会的課題に対処するために開発されました。これを通じて、企業が手軽に環境に優しい製品を選択できることを目指しています。

また、地域の森林保全活動にも直接連携しながら、間伐を適切に行うことで森林を持続可能に保全する仕組みを構築しています。クレジット購入代金は、間伐作業や未来の林業の人材育成に直接使われ、お互いに支え合う新たなエコシステムの形成へとつながっています。

今後の展望



これまで「ゼロCO2ペーパー」は上質紙や各種印刷用紙中心に展開してきましたが、GXアイボリー片面-FSの発売により、新たにパッケージ分野でも林業支援と脱炭素社会の実現に寄与する道が開かれました。今後も日本全国のプロジェクトと連携しながら、より一層の環境意識の向上と林業の活性化を目指していきます。

「ゼロCO2ペーパー」の取り組みを通じて、企業は環境負荷を軽減しながら、社会貢献をも果たすことができるのです。これからの持続可能な社会に向けて、ぜひ一緒に応援していきましょう。


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