岡山のオーエム産業がバッファローのWi-Fi 6を導入し工場DXを推進
岡山県に本社を構えるオーエム産業株式会社は、最近、株式会社バッファローが提供するWi-Fi 6対応アクセスポイント「WAPM-AX8R」をはじめとする先進的なネットワーク機器を導入しました。この導入により、同社の通信環境が飛躍的に改善され、業務の効率化が期待されています。
オーエム産業の概要とニーズ
オーエム産業はめっきを始めとする精密加工技術を駆使し、自動車や電機製品のめっき加工を行っています。従来は工場内の内線通話にPHSを用いていましたが、電波の不安定さや通話の切断が業務に支障をきたすことがありました。さらに、将来的にはPHSサービスが終了することも見据え、内線通話をスマートフォンに移行することを決定しました。
高速化と安定性を実現するWi-Fi 6
オーエム産業は、約150台のデバイスが安定した通信を行える環境を整えるため、Wi-Fi 6(11ax)対応の「WAPM-AX8R」を導入しました。この製品は最大2401+1147Mbpsの高い無線通信速度を実現し、インテリジェントモデルであるため、ネットワークの効率を最大限に引き出します。
導入された製品は以下の通りです:
- - WAPM-AX8R(価格:126,500円税抜き)
- - BS-GS2016P/HP(価格:100,980円税抜き):レイヤー2の16ポートPoEスマートスイッチ
- - BS-GS2048(価格:100,980円税抜き):レイヤー2の48ポートスマートスイッチ
- - WLS-ADT(価格:21,780円税抜き):ネットワーク管理ソフトウェア
これにより、工場内での移動中も通信が途切れることなく、円滑な電話対応が実現しました。特に「ローミング支援機能」により、従業員が工場内を移動していてもストレスなく通信が行える環境が整いました。
導入の効果
今回のWi-Fi環境の強化により、オーエム産業では業務の効率化が進むことが期待されています。以前は折り返し電話などの手間がかかっていましたが、スマートフォンを活用した内線通話の導入により、従業員間のコミュニケーションがスムーズになったのです。
また、ネットワークの安定性が向上することで、業務の中断が減り、より時間を有効に活用できるようになります。従業員は技術開発や生産活動に専念できるため、顧客へのサービス向上にもつながるでしょう。
バッファローのWebページで事例をチェック
この導入事例は、バッファローの公式Webページにて詳細が紹介されています。また、オーエム産業の公式サイトでも、同社の取り組みや技術を学ぶことができます。
今後もオーエム産業は最新の技術を取り入れ、さらなる業務の効率化を目指していくことでしょう。