岡山大学が2026年度医学部の定員を増加予定｜地域貢献を強化

岡山大学医学部の入学定員増加計画

国立大学法人岡山大学は、2026年度の医学部医学科における入学定員増についての計画を発表しました。この増加計画は、文部科学省が示した「令和8年度の医学部臨時定員の暫定的な維持」の方針に基づいたものです。

具体的な定員増の内容

新たに増員される定員は、地域枠として岡山県、広島県、兵庫県それぞれ2名ずつ、さらに研究医枠として2名の計6名を予定しています。このような地域に根ざした募集を行うことで、医療現場への貢献を強化し、地域の医療需要にも対応していく考えです。

学校推薦型選抜IIと一般選抜

地域枠における増員に関しては、『学校推薦型選抜II（地域枠コース）』を実施し、研究医枠に関しては『一般選抜（前期日程）』の募集人員を拡大する形で進められます。具体的な募集要項については、2023年11月の上旬に岡山大学の公式ウェブサイトにて公開される予定です。

入試についての注意点

なお、この計画は現時点での見込みに過ぎず、今後文部科学省の審査結果や他の要因によって実施内容が変更される可能性があるため、最新の情報は大学の公式サイトで確認することが重要です。スムーズな入学手続きのためにも、事前に情報をチェックしましょう。

岡山大学の教育理念

岡山大学は地域の教育機関として、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。その一環として、医療人の育成を通じて地域医療の向上に寄与することを目指しています。また、国連の持続可能な開発目標（SDGs）に対しても支援を行い、地域中核・特色ある研究大学として社会に貢献していく姿勢を示しています。