岡山大学の研修
2024-12-23 21:33:23

岡山大学が提携してプロジェクトマネジメント基礎研修を開催し技術職員の育成を図る

発展するプロジェクトマネジメントのスキルを学ぶ



岡山大学は2024年10月26日、津島キャンパスの環境理工棟にて、「プロジェクトマネジメント(PM)基礎研修」の第3回目を実施しました。この研修は、技術職員及び事務職員がプロジェクトマネジメントの基礎を習得し、研究開発の現場でそのスキルを活かすことを目指しています。

研修の概要


本研修には、総合技術部からの技術職員19名、事務職員2名、そして研究協力課からの事務職員が参加し、合計で23名が集い、技術職員のスキル向上について考えました。講師には、PMI日本支部の藤井新吾副会長や石塚幸夫代表、鳥本明男サブリーダーが登場し、実践的な内容が提供されました。

実践的なグループワーク


今回は、実際のプロジェクトに基づいたグループワークが行われました。事例として「第4回研究基盤協議会シンポジウム」の企画が用いられ、参加者はプロジェクト憲章やマスタースケジュールの作成を進めました。特に「リスク管理台帳」や「課題管理台帳」の作成については、PMI日本支部のアドバイザーの助言を受けながら学ぶことができました。

このような体験を通じて、参加者は自身のプロジェクトにおけるリスクと課題を明確に捉え、成功へ導くための重要なスキルを習得することができました。

学びの価値と感想


研修を受けた技術職員の一人、山根功氏は、「リスクと課題を明確に区分し、それぞれに適切に対応することが、プロジェクトの成功に繋がると実感しました。グループワークを通じては他者の視点から新たな発見がありました。」と振り返っています。

岡山大学では「技術」から研究開発をマネジメントできる技術職員の育成に尽力しており、全学の技術職員が協力しスキルを高めることで、より一層の教育及び研究活動の発展を目指しています。

今後の展望


この研修は文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施されており、技術職員の育成は今後も戦略的に推進されることでしょう。2025年1月には修了バッジ認定式も予定されています。このような取り組みにより、岡山大学は地域のニーズに応える技術職員を育み続けることを目指します。

未来の研究者や技術者を育成する岡山大学の活動には、今後も期待が高まっています。


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