異文化交流の祭典
2025-02-18 12:04:43

サウジアラビアで開催された「ジャパン・カルチャー・デイズ」の魅力を振り返る

サウジアラビアで「ジャパン・カルチャー・デイズ」が開催されました



2025年1月23日から2月8日までの17日間、サウジアラビアのダーランにあるアブドゥルアジーズ王世界文化センター(Ithra)で、日本の伝統文化をテーマにした「ジャパン・カルチャー・デイズ」が開催され、38万人を超える来場者を迎えました。これは今年、日サウジアラビア国交樹立70周年を迎えたことを受けたイベントで、日本文化への関心の高さが浮き彫りになりました。

イベントの内容



このイベントでは、伝統文化に関する展示や日本料理、工芸品の実演が行われ、多彩な体験が提供されました。特に注目されたのは、和太鼓演奏グループ「DRUM TAO」のサウジアラビア初公演で、観客を魅了しました。日本の伝統と現代文化の融合を感じることができる貴重な機会となりました。

展示



今回は着物や自動車、さらには日本の食文化を紹介する展示が行われました。福島県の日本きもの美術館からは、歴史的な着物や現代のデザインが展示され、さらに日本車展ではクラシックカーから最新のモデルまでが掲示され、日本のモーターカルチャーの奥深さを伝えました。また、特別上映された日本映画の中には、スタジオジブリ作品や人気作「カメラを止めるな!」の上映が含まれ、文化の交流を深める場となりました。

ワークショップやセッション



参加者が日本の文化や技術を直接体験できるように、書道、寿司作り、生花、和菓子作りなど15のワークショップが開催されました。駐サウジアラビア日本国大使の森野泰成氏も訪れ、アーティストとの交流を深め、イベントの意義を説きました。

このように多様なプログラムが盛り込まれ、文化交流がサウジアラビアと日本の橋渡しを果たす重要な役割を果たしました。

魅力的なコンテンツ



さらに、トークセッションも行われ、「サウジアラビアの視点から見る日本文化」や村上春樹作品の翻訳ディスカッションが実施されるなど、知識を深める機会が充実していました。特に、サウジアラビアの著名な旅行作家による日本旅行体験談は、参加者からの共感を呼び、多くの驚きと感動を伴った質疑応答が行われました。

異文化交流の未来



Ithraは、サウジアラビアにおいて文化交流の重要な拠点として機能しており、世界との架け橋としての役割を果たしています。Ithraのヘッド・オブ・プログラム、ヌーラ・アルザミル氏は、「文化交流がもたらす影響は、コミュニティにポジティブな影響を与えると信じています。」と述べ、今回の「ジャパン・カルチャー・デイズ」もその理念を体現するものであると語りました。

来場者の中には、初めて日本文化に触れた人々も多く、イベントを通じて双方の文化に対する理解が深まることを願っています。Ithraは、今後も異文化交流を促進する場として、多くの人々に新たな体験を提供し続けていくことが期待されます。

まとめ



「ジャパン・カルチャー・デイズ」は、日本の伝統文化を多岐にわたって紹介し、サウジアラビアにおける文化交流の重要性を実感させてくれたイベントでした。訪れた方々は、文化を通じた新たなつながりや理解を深め、多くの思い出を持ち帰ったことでしょう。これからもこのような国際的な交流が続くことを期待しています。


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